【中日】木下拓哉が123試合も使われたシンプルな理由は何だ!?≪里崎智也オンライントーク≫
長年に渡って決まらなかった中日の正捕手。
しかし、2021年は木下拓哉のスタメンが多かった。
途中出場も含めて計123試合に出場した。
使われた理由はズバリ「打つから」。
「打てるキャッチャー」はチームが負けている時、チームの打線が弱い時こそ他のキャッチャーに替えられない。
2021年は打率.270でホームラン11本という成績で終わった。
キャッチャーとしては合格点の成績だ。
打撃が良いのに伴ってスローイングなども良くなってきた。
もちろん桂依央利も頑張っている。
桂依央利も良いから木下拓哉も切磋琢磨して成績を出せているということもあるだろうと里崎智也さんは分析する。
良いキャッチャーの条件は「打つ」と「勝つ」。
最低、どちらかがないと名キャッチャーとは評価されない。
野村克也、古田敦也、伊藤勤、城島健司、谷繁元信、阿部慎之助、矢野燿大。
名キャッチャーの名前を挙げてくれたが、この中に打たないキャッチャーはいない。
里崎智也さんが個人的にもっと評価されていいと感じるキャッチャーは相川亮二。
打率.270以上を記録したシーズンは計4シーズン。
3割超えだったシーズンも2回ある。
しかし、所属したベイスターズやヤクルトを勝たせることが出来なかった。
ゴールデングラブ賞やベストナインといったタイトルをもらったこともない。
そこが前出の歴代名キャッチャーとの差だろうと里崎智也さんは言う。
里崎智也氏
里崎 智也は、鳴門工業高校から帝京大学を経て、1998年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから2位指名を受け、千葉ロッテマリーンズに入団し、2005年、2010年には日本一を経験しました。
また、2006年のWBCでは正捕手として日本を世界一に導き、強肩強打のキャッチャーとして同大会のベストナインにも選ばれました。
そして、2014年に現役引退し、現在はYouTuberとしても活躍しています。
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