小宮山 悟のシェイクの投げ方

小宮山 悟氏は、非常に多彩な球種を持ち、特に制球力は非常に優れており、両者が噛み合うときは相手チームがどのような強力打線であっても、緩急巧みに翻弄する鮮やかなピッチングを見せた投手です。

写真:Wata より

今回は、小宮山 悟のシェイクの投げ方についてご紹介します。

小宮山 悟のシェイクの凄さ

小宮山 悟のシェイクは、同じ握りで同じような軌道を描いた球種は、中日ドラゴンズに在籍していたの岩田選手が投げていたフォークです。

一般的なナックルの握り方や投げ方とは異なり、ナックルが100km/h程度の球速で投じられるのに対し、シェイクは80km/h前後とかなり遅い球速の球種です。

このシェイクを、小宮山悟氏は2005年に新球種として開発し、当時の監督のボビー・バレンタインは、「誰もあの球は打てないだろう。スネークのようにシェイクする。左右だけでなく、前後にも動くようだ。振ろうとするとタイミングが違うので腰を痛める」と、ナックルとは違い、独特な変化をすると証言しています。

役立つTV より

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小宮山 悟のシェイクの握り方

小宮山 悟氏のシェイクの握りは、ボールの縫い目に指をかけないようにして、人差し指と中指でボールを挟見ます。

そして、人差し指と中指の付け根と、ボールの間に隙間を開けるようにして浅く握り、二本の指の第一関節に力を入れて強く挟みこみます。

写真:Wata より

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小宮山 悟のシェイクの投げ方

腕の振りが一番苦労したそうですが、ブルペンで投げ込みながら習得し、イメージとしてはナックルの様に回転を掛けないことを意識して、ボールを押し出すようにして、腕を振りながら投げます。

また、全体的にはそこまで強く腕を振る必要はなく、キャッチボールで投げるようなフォームでもよく、回転をかけないようにしてボールを投げることで、左右に揺れるようにして落ちる軌道を描くことができます。

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