堀内恒夫の現役時代のドロップの投げ方

堀内恒夫氏は、ドラフト1位で1966年に読売ジャイアンツに入団し、初登板からの13連勝を含む16勝、防御率1.39で最優秀防御率、新人王に輝きました。

翌1967年からは、エースナンバーの背番号18を背負い、巨人V9エースとして君臨し、1972年には26勝で最多勝を獲得し、1983年に現役を引退しました。

通算成績が560試合に登板し、203勝139敗6セーブ、防御率3.27で、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、沢村賞2回と、数多くのタイトルも獲得しています。

今回は、堀内恒夫の現役時代のドロップの投げ方についてご紹介します。

堀内恒夫の現役時代のドロップの凄さ

堀内恒夫のカーブは、縦に落とす軌道のドロップと、別名ハチマキカーブと言われ右バッターの頭の上にボールが向かっていき、ベースの手前でブレーキがかかりストライクゾーンを巻き込むように斜めに曲がって落ちる軌道の2つを投げ分けます。

開幕13連勝を飾ったプロ1年目から、そのカーブは猛威を振るい、阪神の山内一弘選手が顔へ向かってくるボールと思い、尻もちをついてしまい、そこからストライクゾーンに入り、話題になりました。

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堀内恒夫の現役時代のドロップの握り方

堀内恒夫のドロップは、中指を縫い目の内側にかけ親指も縫い目にかけてボールを握ります。

写真:Heather Kastner より

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堀内恒夫の現役時代のドロップの投げ方

ストレートを投げる時と同じようにして腕を振りながら、ボールのリリース直前で手首を内側へ直角に曲げるイメージで、中指と親指で強くボールを弾き、人差し指は立てた状態でリリースします。

そしてボールが手から離れた瞬間に、腕をベルトの位置まで強く引くようにして投げ下ろします。

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