アダム・オッタビーノ選手のスライダーの投げ方

アダム・オッタビーノ選手は、2010年にセントルイス・カージナルスでメジャーデビューし、並外れた変化量のブーメランスライダーを武器に、中継ぎの軸として活躍するMLBのピッチャーです。

2018年は75試合に登板し、77回2/3を投げて、6勝4敗、防御率2.43、112奪三振と抜群の数字を残し、ロッキーズでの7年間で361試合に登板したタフネスさも特徴の一つです。

今回は、MLBのアダム・オッタビーノ選手のスライダーの投げ方についてご紹介します。

アダム・オッタビーノ選手のスライダーの凄さ

アダム・オッタビーノ選手のスライダーは、ブーメランスライダーとも言われ、MLB公式のインスタグラムでも「これは野球のボール? それともフリスビー?」と題し、動画付きで紹介した程の変化を見せます。

このスライダーが全投球の大半を占め、平均134km/hの横に大きく曲がる軌道を描きます。

2019年はチームトップの73試合に登板し、6勝5敗2セーブ29ホールド・防御率1.90という好成績を挙げ、ニューヨーク・ヤンキース移籍1年目にしてリリーフ陣の柱となりました。

Made The Cut より

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アダム・オッタビーノ選手のスライダーの握り方

アダム・オッタビーノ選手のスライダーは、中指と親指をボールの縫い目に添うようにして持ち、人差し指には力を入れず添えるだけにして、リリースの時に中指でボールを切るイメージでボールを握ります。

写真:Made The Cut より

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アダム・オッタビーノ選手のスライダーの投げ方

アダム・オッタビーノ選手のスライダーは、インステップしながら大きく足を踏み出します。

その状態から、ストレートと同じ腕の振りで、リリースの直前で手首を外側に向けるようにしてひねり、ボールに置いた中指を引っ掛けて投げます。

完全に真横に回転を掛けることは不可能ですが、イメージは対角線上に真横に回転をかけるようにして、大きなステップからリリースします。


Robby Rowland より

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