十亀 剣選手のカーブの投げ方

十亀 剣選手は、愛工大名電高から日大、JR東日本を経て2011年のドラフト会議で西武ライオンズより1位指名を受け入団し1年目から41試合に登板と、先発、リリーフで活躍しました。

プロ入り2年目からは先発としてローテーションに入り、2度完封勝利を含む8勝を挙げ、その後、2015年には11勝、2017年には8勝を挙げるなど先発ローテの1人としてチームに貢献しています。

今回は、十亀 剣選手のカーブの投げ方についてご紹介します。

十亀 剣選手のカーブの凄さ

十亀 剣選手はサイドスローから投げ込む直球の最速は151km/hで、変化球はスライダー、カーブ、シンカー、シュートと多彩な球種を使うピッチャーです。

カーブは、愛工大名電高1年生の時にサイドスローに転向して大学卒業後、社会人野球に進み緩急をつけ相手のタイミングを外す目的で投げるようになったそうです。

球速は112.1km/hと、150km/h前後のストレートと球速差が30〜40km/hあり、緩急を大きくつける球種として活用しています。

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十亀 剣選手のカーブの握り方

十亀 剣選手のカーブは、中指をボールの縫い目の内側に置き人差し指を中指の隣につけた状態で、親指と中指以外の指は力を入れず添えているだけの状態で、ボールを握ります。

握るイメージは、中指でしっかりとボールを握り、人差し指は添えるだけの感覚でボールを握ります。

写真:(パーソル パ・リーグTV 公式)PacificLeague TV より

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十亀 剣選手のカーブの投げ方

十亀 剣選手のカーブはストレートを投げる時と同じ腕の振りで、左足を踏み出すと同時に前に体重を移し、左足にしっかりと体重を乗せてからリリースをします。

また、投球動作に入る前には上半身に力を入れず、自然に回転させる意識が重要で、十亀選手のようなサイドスローの場合、リリース直前では手首を立てた状態で小指がキャッチャーの方向を向くようにして手首を捻りボールをリリースします。

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