佐々木 朗希選手は、大船渡高等学校の1年夏からベンチ入りし、県大会で147km/hをマークして大きな注目を集め、2年の夏には154km/h。そして、2年秋に選出されたU18日本代表合宿で、163km/hを計測しました。
そして、2019年のドラフト会議で千葉ロッテに1位指名を受け、プロ野球に入団。
1年目は一軍・ファームともに実戦登板はなく、迎えた2年目の2021年には4月のイースタン・ヤクルト戦(戸田)で公式戦初登板初先発。そして、5月16日の西武戦で一軍プロ初先発を果たし、5月27日に阪神との交流戦でプロ初勝利を挙げ、活躍を続けています。
今回は、佐々木 朗希選手の高速スライダーの投げ方についてご紹介します。
佐々木 朗希選手の高速スライダーの凄さ
佐々木 朗希選手は、走者がいない状況でもセットポジションから足を高く上げる投球フォームが特徴で、最速163km/hの速球に加え、スライダー、フォークを球種に持つピッチャーです。
佐々木 朗希選手のスライダーは、球速140kh/m前後でストライクを取るものと、ストライクゾーンからボールゾーンへと曲がり空振りを誘うもの2種類のスライダーを投げ分けています。
また、曲がりが大きく、同僚の古⾕選手とのキャッチボール投げた際、“⼤鎌”のような大きな軌道を描き、あまりの変化に捕球できず、周囲の先輩たちもどよめいた逸話があるほどです。
このスライダーは、主に前田健太選手のスライダーの動画を参考にしているそうです。
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佐々木 朗希選手の高速スライダーの握り方
佐々木 朗希選手のスライダーは、ツーシームの握りのように、人差し指と中指を離しながらボールの縫い目に添うようにして指を置き、親指はボールの下部を支えるようにして、深くボールを握ります。
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佐々木 朗希選手の高速スライダーの投げ方
佐々木 朗希選手のスライダーは、ストレートを投げるように強く腕を振りながら、リリース直前にボールの右半分を押し出しながら、横に切るようにしてリリースします。
このボールを切るようにすることで、ボールに回転をかけることで横に曲がる軌道を描きます。