ソフトバンクの千賀投手は、育成出身ながらも現在では侍ジャパンにも選出されるほどの投手で、ソフトバンクホークスのエースとして活躍しています。
2019年には160km/hに迫る速球は空振り率が約11%。
このストレートとの相乗効果で千賀投手の代名詞である、お化けフォークは被打率・123で空振り率23%という驚異の数字になっています。
今回は、千賀投手の代名詞であるお化けフォークの投げ方についてご紹介します。
千賀選手のフォークの凄さ
千賀選手のフォークは高めにきたと思ったらボールゾーンに落ちている、と打者が表現するほどの魔球です。
このフォークは真下に大きく落ちるため「お化けフォーク」と呼ばれています。
さらに、千賀のストレートは最速で160km/h超と速く、その為打者はスイングの始動を早める為、バットを振った後にボールが消えるような錯覚さえ感じます。
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千賀選手のフォークの握り方
フォークの握りは、通常ボールを回転させないことを目的に握りますが、千賀選手は、指を縫い目に掛けず、人差し指だけを縫い目に添えるような握りです。
両指を縫い目に掛けず、人差し指の使い方を改良しボールを回転させないことを目的に「挟む」という感覚ではなく、ストレートの握りからそのまま人差し指と中指を離したような握りです。
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千賀選手のフォークの投げ方
腕の振りは、ストレートよりも強く振ることを意識してワンバウンドを投げるようにして「ホームベースに叩きつける」ようなイメージで投げます。