菊池 雄星選手のスライダーの投げ方

菊池 雄星選手のスライダーの投げ方

菊池 雄星選手は、花巻東高校で甲子園に3度出場し、3年春に準優勝の末、2010念のドラフト会議で6球団競合の末、西武ライオンズに入団しました。

そして、2017年には当時の国内左腕最速の158km/hを計測し、現在はMLBのマリナーズに在籍しています。

菊池雄星選手のリリース時のフォーム

今回は、菊池 雄星選手の決め球であるスライダーにの投げ方についてご紹介します。

菊池 雄星選手のスライダーの凄さ

(パーソル パ・リーグTV 公式)PacificLeague TV より

最速158km/hのストレートと、平均約136km/hのスライダー2球種で全投球の8割超を占め、2017年には16勝・防御率1.97と圧巻の成績で、最多勝利と最優秀防御率の2冠に輝きました。

特にこの年の決め球の多くがスライダーで、シーズン通して相手打者を翻ろうし、奪三振数が217個と三振の山を築きました。

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菊池 雄星選手のスライダーの握り

ストレートの握りから少しボールを回転させたような握り方です。

人差し指と中指を極力近づけた状態で、指のお腹の部分を縫い目にかけ、親指は縫い目に指をかけず、人差し指と中指のちょうど真ん中の位置にくるようにして置きます。

菊池雄星選手のスライダーの握り
写真:TBS Yeahhh! [ヤァー!] より
菊池雄星選手のスライダーの握り

スライダーを投げる際、球速をさらに出したい場合は、人差し指と中指の2本の指同士を近づけてボールを握ります。

菊池雄星選手のスライダーの握り

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菊池 雄星選手のスライダーの投げ方

地面にたたきつける様なイメージで、ストレートを投げるようにまっすぐ腕を振りながら少しだけ内側に手首をひねり、そのまま手首は立てた状態で固定してリリースをします。

菊池雄星選手のスライダーの投げ方

このようにストレートを投げるようにして、手首をひねりながらリリースをしていくことで、小指側が勝手に捕手方向へ向いていき、スライダーの軌道を描いた変化球を投げることができます。

菊池雄星選手のスライダーの投げ方

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