松坂 大輔選手は、横浜高校の3年生時に史上5校目の甲子園春夏連覇をし、1998年のドラフト会議で西武ライオンズから1位指名を受け入団しました。
1年目はに16勝で最多勝、新人王などに輝き、順調にキャリアを積みながら侍ジャパンが世界一となった2006・2009年のWBCでは2大会連続MVPに輝いています。
そして、2007年にはMLBのレッドソックスに移籍し、同年にワールドシリーズ制覇をしました。
その後色々な球団を渡り歩き、2020年には古巣の西武ライオンズに復帰したました。
今回は、松坂 大輔選手の武器であるスライダーの投げ方についてご紹介します。
松坂 大輔選手のスライダーの凄さ
平成の怪物とも言われた松坂 大輔選手のスライダーは、二段階に曲がる。と言われていた程のキレをほこり、日本プロ野球のスーパースターとして君臨していたイチロー選手との初対決では3三振をとりました。
このスライダーに加え、ジャイロ回転のストレートでルーキイヤーには16勝5敗/防御率2・60と鮮烈デビューを飾りました。
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松坂 大輔選手のスライダーの握り方
松坂 大輔選手特有のスライダーは、横に曲がる軌道と、縦に落ちる軌道の2種類を場合によって使い分けています。
ここでは、その2種類のスライダーの握り方にそれぞれご紹介します。
横スライダーの握り方
松坂 大輔選手の基本であり、武器としている横に曲がるスライダーは、中指がちょうどボールの縫い目の上に置き人差し指と中指はくっつけた状態でボールを握ります。
松坂 大輔選手は、このボールを投げる際変化も大きい為、右打者にはちょうど当てるぐらいの勢いで投げるつもりだそうです。
縦スライダーの握り方
縦に曲がるスライダーの場合、中指の外側にボールの縫い目がくるようにして、人差し指と中指をつけてボールを握ります。
その際、親指も縫い目にかけるようにします。
この縦の落差の加減は、縫い目のかかりの深さを調節することによって落差の度合いを変えているそうです。
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松坂 大輔選手のスライダーの投げ方
ストレートと同じような腕の振りで投げていき、リリース直前で空手チョップのように少しだけ内側に手首をひねり、そのまま手首は立てた状態でボールのリリースをします。
その際ボールは多少抜くようなイメージは持ちつつも、指に引っ掛けながらボールを投げます。