涌井 秀章選手のストレートの球速の上げ方

涌井秀章選手は、松坂大輔二世と呼ばれていた横浜高校時代に2004年のドラフト会議で、西武ライオンズの1巡目指名を受け入団し、ルーキーイヤーから開幕1軍入りするなど、その資質と実力は高い評価を受け、2年目からは先発ローテーションへ定着、3年目には17勝を挙げ、最多勝利タイトルを獲得しました。

その後、千葉ロッテマリーンズに移籍し、現在は東北楽天イーグルスに在籍しています。

今回は、涌井秀章選手の球速の上げ方のコツについてご紹介します。

涌井 秀章選手の凄さ

涌井 秀章選手は、球持ちが非常に良く、バランスの取れたフォームからキレの良い速球と多彩な変化球を投げる本格派右腕のピッチャーです。

かつてプロ野球で活躍した松沼雅之氏によれば、涌井投手のフォームの特徴は、ロスがなく全ての力を一点に、つまりボールに伝えて投げていること。

その為、実際のボールのスピードよりバッターには速く見えるそうです。

涌井 秀章の変化球の投げ方

涌井 秀章は、140km/h台後半のストレートだけでなく、カーブ、スライダー、チェンジアップなどの球種の豊富さとそれらの変化球の正確さを武器に活躍しています。

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ピッチャーズプレートの幅の中で投げる

体で作り出した力をまっすぐボールに伝える為に、横に広がらずピッチャーズプレートの幅の範囲からはみ出さないようにします。

プレートの幅の中で投げることで、体の開きを抑えることができ、球速はもちろんですが、コントロールも安定させることができます。

涌井選手だけでなく、楽天則本選手もこの為にプレートの両端に立ってもらい、プレートの幅内で投げれるような練習を行っています。

Eric Holscher より

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顔の横を通って投げる

体の近くで腕を上げて、ボールを顔の横を通してリリースします。

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しっかりとした下半身を作る

涌井選手は、下半身で作り出した力をボールに伝えられるよう走り込みを主に行います。

その証拠に、入団当初の体重が増加し、特にふくらはぎが大きく太く発達し、その下半身で生み出した力をボールに伝え、球威あるストレートを投げています。

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