岸 孝之選手のチェンジアップの投げ方

岸 孝之選手のチェンジアップの投げ方

岸 孝之選手は、2006年の大学生・社会人ドラフト会議希望入団枠での指名を経て西武ライオンズに入団し、最速152km/hのストレートに、110km/h台ほどで縦に大きく割れるカーブ、チェンジアップ、スライダーの4種類を武器として、緩急を生かした幅の広い投球が持ち味の、楽天ゴールデンイーグルスのピッチャーです。

移籍2年目にあたる2018年は、最優秀防御率のタイトルに輝き、移籍後初の2桁勝利、チームトップとなる11勝を挙げました。

岸孝之選手のピッチングフォーム
写真:ベルTV 2nd より

今回は、岸 孝之選手のチェンジアップの投げ方についてご紹介します。

岸 孝之選手のチェンジアップの凄さ

岸 孝之選手と言えば、代名詞であるカーブをイメージしがちですが、実は近年はチェンジアップを決め球として多く使用し、その軌道はまっすぐ縦に落ちる軌道を描き変化します。

また、球界では非常に珍しい、シュート回転しないサークルチェンジの使い手とも言われており、ストレートと同じ腕の振りから繰り出されるチェンジアップも駆使し、活躍しています。

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岸 孝之選手のチェンジアップの握り方

岸 孝之選手のチェンジアップは、OKサインを作るようにして、親指と人差し指をボールの縫い目にかけ、他の3本の指はボールを支える程度で、縫い目に指はかけずにボールを握ります。

岸 孝之選手のチェンジアップの握り

岸 孝之選手のチェンジアップは、縫い目にかけた親指と人差し指だけでも投げれるイメージの為、しっかりとボールの縫い目にかけるようにしましょう。

岸 孝之選手のチェンジアップの握り

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岸 孝之選手のチェンジアップの投げ方

岸 孝之選手のチェンジアップは、ストレートと同じようにして腕を振りながら、リリースの瞬間に中指・薬指の指先は浮かせるようにして、ボールの縫い目にかけた人差し指を最後まで残してボールをリリースしていきます。

岸 孝之選手のチェンジアップの投げ方
岸 孝之選手のフォロースルー

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岸 孝之選手のその他の変化球

岸 孝之選手の代名詞とも言える、縦に大きく割れるカーブは抜くようにして投げ、主に目線を外したりタイミングを外す目的でこの球種を使っています。

カーブはチェンジアップと同様緩急をつけた投球で、非常に有効なので併せて覚えてみるのもオススメです。

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