浅尾拓也の現役時代のパームの投げ方

浅尾拓也は、日本福祉大から2006年大学生・社会人ドラフト3巡目で中日ドラゴンズに入団し、球団史上初のリーグ連覇を果たした2010~2011年は記憶に残る投球をし、2010年は72試合に登板し、今も破られていないシーズン47ホールドのプロ野球記録を樹立。

そして翌2011年も、79試合に登板し45ホールド、防御率0.41という驚異的な数字をたたき出し、同年中継ぎ投手としては史上初となるシーズンMVPとゴールデングラブ賞を獲得しました。

その後は、右肩の故障などに苦しみ12年目を迎えた2018年に現役を引退しました。

今回は、浅尾拓也の現役時代のパームの投げ方についてご紹介します。

浅尾拓也の現役時代のパームの凄さ

浅尾拓也のパームは、遅い球速で回転も少なく、リリース直後から縦に大きく落ち始める軌道を描きます。

2009年にリリーフ転向以降は、投球割合がそこまで多くない球種ですが、細身の体から繰り出される最速157km/hのストレートと、多彩な変化球を武器に2011年には、79試合に登板し、防御率0.41、7勝2敗10Sで共にリーグ1位の45ホールド・52ホールドポイント、WHIP0.82で被本塁打0という圧倒的な成績を残しました。

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浅尾拓也の現役時代のパームの握り方

浅尾拓也のパームは、人差し指、中指の2本の指がボールの上で立てた状態にし、親指と小指は縫い目に添わせるようにしてボールを挟みながら、薬指はボールに添える形で握ります。

握りのイメージとしては、親指と小指でボールの下部を支えるような握りです。

写真:aicatigers より

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浅尾拓也の現役時代のパームの投げ方

抜くようにしてリリースをしていきますが、腕の振りは抜くことを意識して遅くならないよう思い切り腕を振ります。

リリース時には単純に押し出してしまうと打ちゴロの球になってしまう為、思い切り腕を振ることを意識して投げましょう。

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