マーク・クルーンの現役時代のフォークの投げ方

マーク・クルーンは、MLBを経て2005年に横浜ベイスターズに入団し、ハマの守護神として活躍したピッチャーです。

その後、2008年に読売ジャイアンツに移籍し、翌年の2009年にかけてリーグ2連覇に貢献し活躍しながら2010年限りで日本を離れました。

日本プロ野球での成績は、通算6シーズンで304試合14勝18敗177セーブ、防御率2.68と優秀な成績を残しながら、四球・暴投が多い典型的な劇場型のストッパーのタイプで、そのため最終年以外は安定して成績を残しているわりには安定感にかけた投手でした。

今回は、マーク・クルーンの現役時代のフォークの投げ方についてご紹介します。

マーク・クルーンのフォークの凄さ

マーク・クルーンの現役時代は、MAX163km/hの剛速球のストレート、フォーク、チェンジアップが持ち球で、クルーン選手の独特のフォームは、MLBで通算2293三振を奪い活躍したドワイト・グッデン投手をマネしたことがきっかけで、牛島監督の指導により制球難も克服していきました。

クルーン選手特有の荒れ球のボールに加え、最速151km/hで落ちる落差の大きいフォークボールを決め球としており、横浜時代の葉室ブルペン捕手はクルーンのフォークについて「揺れながら左右に落ちる。」と評しています。

このフォークとストレートを武器に、横浜ベイスターズから読売ジャイアンツに移籍後の来日4シーズン目にして、初の最多セーブ投手のタイトルを獲得し、移籍1年目で優勝に貢献しました。

k1 s より

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マーク・クルーンのフォークの握り方

マーク・クルーン選手のフォークは、人差し指と中指を開いた状態でボールの一番近い縫い目の場所に縫い目にかけず挟むようにして指を置き、親指はボールの下を支えるようにして置き、薬指はボールに添えてボールを握ります。

写真:k1 s より

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マーク・クルーンのフォークの投げ方

手首を固定した状態で、ストレートと同じ腕の振りで人差し指と中指の間から抜くようにしてリリースをします。

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