小久保 裕紀の現役時代のバッティングフォーム

小久保 裕紀氏は、数々の故障を抱えながらも不屈の闘志で乗り越え、2012年に2000本安打の大台に到達。

惜しまれながらもその年の現役引退となりましたが、技術だけでなく精神的にもチームを引っ張ったソフトバンクホークスのチームリーダーです。

今回は、小久保 裕紀の現役時代のバッティングフォームについてご紹介します。

小久保 裕紀の略歴

小久保裕紀氏は、星林高から青山学院大学を経て、1994年のドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)に入団し、1995年に本塁打王を獲得して頭角を現すと、打線の軸として1999、2000年にリーグ連覇と、1999年には日本一を達成しました。

そして、開幕前のヒザの故障で出場なしに終わった2003年のオフに巨人へ移籍し、2007年にFAでホークスに復帰。

秋山監督が就任した2009年以降は主将としてチームをけん引し、2011年は日本シリーズMVPに輝きました。

2000安打を達成した2012年限りで現役引退し、過去の実績やリーダーシップを評価され、常設化された野球日本代表「侍ジャパン」の初代監督に任命されました。

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小久保 裕紀のバッティングフォーム

小久保 裕紀氏のバッティングフォームは、細心の注意を払いながら、全身の筋肉をフルに使って、ねじれたゴムを一気に放出するかのように、下半身手動でのスイングが特徴です。

強靭な足の強さと、右手の押し込みでフォロースルーも大きく、バットごとスタンドまで運ぶかのようなスイングです。

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スタンス

軸足に体重を乗せた状態から始動し、ポイントを近くに置き、状態の突っ込みを抑えようとする構えです。

写真:professionalbaseballpa より

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バックスイング

前足を高く、そして内側へ上げることで身体の重心全てを軸足に乗せてバックスイングに入っていきます。

通常軸足と逆の足は、軸足に引きつけるように上げていきますが、小久保裕紀の場合、極端に言えば垂直方向にその足を上げていきます。

足を引き付けずに垂直に上げてしまうフォームは、タメを作れずそのまますぐに着地してしまいます。

その為、投球に対して間合いが取れず、そのタイミングに合ったボールにしか対応できませんが、靴底をピッチャーの方向へ向けながらステップしてしまうのを堪え、軸足に力をキープすることを可能にしています。

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ステップ

ステップはすり足で行い、着地直前から地面スレスレを水平に移動します。

こうすることで間合いを測り、目線のブレも最小限に抑えます。

アプローチ

ステップした足が着地した時には、トップからバットが動かないようにして、軸足に乗せた重心を使ってトップと軸足でひねりのパワーを生み出しながらアプローチしていきます。

インパクト

軸足の重心を移動させて、それに従って上半身のパワーも前へ移動させてボールにぶつけていきます。

フォロースルー

身体のひねりで生み出した下半身のパワーを上半身へ伝えていきながら、大きなフォロースルーを描きます。

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