山岡 泰輔選手のスライダーの投げ方

山岡 泰輔選手は、プロ入り前の2013年夏、瀬戸内高のエースとして甲子園に出場した初戦で明徳義塾に敗れてしまいましたが、この時の投球を映像で見たダルビッシュ有選手がSNSで絶賛し話題になり、2016年のドラフト会議でオリックス・バファローズから1巡目で単独指名を受けプロ野球入りしました。

そして迎えた2019年は、一軍公式戦26試合の登板でプロ入り後初めての2桁勝利を達成し、13勝4敗で勝率.765の初めての勝率第1位のタイトルを獲得しました。

今回は、山岡 泰輔選手の武器であるスライダーの投げ方についてご紹介します。

山岡 泰輔選手のスライダーの凄さ

スライダーが山岡 泰輔選手の代名詞ですが、2019年はこのスライダーの被打率が.164と抜群の数値を残し、奪った128個の三振の内、68個がこのスライダーで奪ったものです。

この被打率と、奪三振を下支えしているのはこのスライダーで、大きな曲線を描きながら縦に落ちる変化球です。

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山岡 泰輔選手のスライダーの握り方

中指を縫い目に添わせて、親指の先は縫い目のふくらみの部分に掛け中指と親指が縫い目に対して対角線になるようにボールを握ります。

写真:イージーパイ / 野球応援チャンネル より

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山岡 泰輔選手のスライダーの投げ方

ストレートを投げるようにして腕を強く振る軌道で、リリース時に指先で捻って強い回転を掛けます。

そして、ボールのリリース時には、中指と親指でパチンと音を鳴らすイメージに近く、親指で押し込むようにしてボールをリリースします。

山岡 泰輔選手の表現では、カーブの投げ方に近くボールを上方向に抜くようにして投げるのはなく、それよりもバッター側でより近い位置で引っかくようにしてボールをリリースするそうです。

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