石川雅規選手は、2020年にも開幕投手を務め、40代の選手としては22年ぶり史上5人目で、今も活躍を続けているピッチャーです。
2002年の自由獲得枠でヤクルトへ入団して以降、1年目から5年連続の2ケタ勝利をマークし、2015年には自己最多タイとなる13勝をマークして14年ぶりのリーグ優勝に貢献し、2016年に150勝、2017年に2500投球回を達成。
そして、2018年には1500奪三振を達成し、球団記録となる17年連続勝利も達成しました。
今回は、カツオカーブの異名をとる石川 雅規選手のカーブの投げ方についてご紹介します。
石川 雅規選手のカーブの凄さ
石川 雅規選手は、ストレートの平均球速が約135km/hで、スライダー、スクリュー、カットボール、シュートにカーブやチェンジアップなど、多彩な変化球で打たせて取る投球が持ち味のピッチャーです。
中でも、鰹の泳ぐ速さがおよそ時速80kmであることからきている球速90km/h前後のスローカーブを「カツオカーブ」と名付け、リリース後一旦上空へ浮き上がるようにして、そこからゆっくりと舞い落ちるような軌道を描きます。
現在でもこのボールで、打者がタイミングを外されて驚く様子が見られ、ストレートの球速がなくても緩急で抑える投球を持ち味としています。
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石川 雅規選手のカーブの握り方
石川 雅規選手のカーブは、人差し指と中指をくっつけた状態で、ボールの中央よりも外側にややずらしながら、中指の外側に縫い目がくるようにします。
そして親指はボールの縫い目にかけず、下部を支えるようにしてボールを深く握ります。
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石川 雅規選手のカーブの投げ方
石川 雅規選手のカーブは、ストレートの時と同様強く腕を振りながら、手首をひねらずに、人差し指と親指の間から抜くようにして、ボールをリリースしていきます。