武田 一浩の現役時代のカットボールの投げ方

武田 一浩の現役時代のカットボールの投げ方

武田 一浩氏は、明治大学を卒業後日本ハムファイターズにドラフト1位で入団し、2年目には規定投球回をクリアするなど主軸として1991年には最優秀救援投手のタイトルを獲得しました。

その後、福岡ダイエーホークス、中日ドラゴンズで最多完封、最多勝利など数々の記録を打ち出し、2002年には読売ジャイアンツへ入団し同年に引退をしました。

武田一浩のピッチングフォーム

今回は、武田 一浩の現役時代のカットボールの投げ方についてご紹介します。

武田 一浩のカットボールの凄さ

武田 一浩は、日本ハム時代にチームメイトだったマット・ウインタースからカットボールの存在を聞き、カットボールを習得しました。

また、1998年のFA宣言で中日ドラゴンズへの移籍後、明治大学の後輩にあたる川上憲伸選手がこれを習得し、日本屈指のカットボーラーとなることで、日本プロ野球にカットボールを広めた選手とも言われています。

武田 一浩は、まっすぐの軌道から打者の直前で小さく鋭く変化するカットボールに加え、少し沈むツーシームやワンシームなど、様々な動くボールの球種を投げ分け通算で89勝をあげました。

kykwkkcb より

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武田 一浩のカットボールの握り方

武田 一浩のカットボールは、ボールの半分を握るイメージで、ボールの中心から人差し指と中指をくっつけた状態でずらし、人差し指を縫い目にかけてボールを握ります。

武田 一浩のカットボールの握り方
写真:alina1021 より
武田 一浩のカットボールの握り方

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武田 一浩のカットボールの投げ方

武田 一浩のカットボールは、手首を捻らないようにしながらストレートと同じ腕の振りで、リリース直前に中指は使わずに、人差し指で力を入れながら回転をかけ、ボールをリリースします。

武田 一浩のカットボールの投げ方
武田 一浩のカットボールの投げ方

カットボールの曲げ幅は、トップの手首の向きで調整し、手首を引くと大きく曲がるなど使いたい場面毎に調整します。

武田 一浩のカットボールの投げ方
武田 一浩のカットボールの投げ方

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