大竹 寛選手のチェンジアップの投げ方

大竹 寛選手は、浦和学院高校から2001年のドラフト会議で広島カープより1位指名を受け、2年目の2003年にプロ初勝利と、2005年には10勝を挙げました。

その後は右肩の故障で登板機会を減らしましたが、2012年に11勝を挙げカムバック賞を獲得し、2013年も10勝で2年連続2ケタ勝利を挙げ、その年のオフにFA宣言し読売ジャイアンツに入団しました。

移籍1年目から先発ローテの一角として9勝を挙げ、2019年にはプロ通算100勝を達成し、その年は32登板、4勝0敗8ホールド、防御率2.77で自身2度目のリーグ優勝に貢献するなど、活躍を続けています。

写真:読売巨人軍ファン神奈川人 より

今回は、大竹 寛選手のチェンジアップの投げ方についてご紹介します。

大竹 寛選手のチェンジアップの凄さ

大竹 寛選手のチェンジアップは、ストレートの軌道から真っ直ぐやシュート気味に落ち、打者のタイミングを外す球種です。

プロ入り当初は威力のある速球と、球速のあるスライダーなどが投球の組み立ての中心でしたが、2009年に取り組んで習得したチェンジアップで投球に幅が出て安定感を発揮するようになり、打たせてとるピッチングでも活躍しています。

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大竹 寛選手のチェンジアップの握り方

大竹 寛選手のチェンジアップは、フォーシームと同じボールの縫い目の方向に置く人差し指と中指の位置に、中指、薬指を置き換えます。

人差し指はそのままズラして親指の横につけボールに添えます。

そして、小指には若干の力を入れ親指はボールを下から支えるようにしてボールを握ります。

リリース時に力んでスナップを使わないよう、中指から小指にかけての3本の指は力を抜いた状態でボールを掴みます。

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大竹 寛選手のチェンジアップの投げ方

大竹 寛選手のチェンジアップは、ストレートを投げるように強く腕を振りながら、意識としてはそれよりも縦に腕を振りながら手首を立てた状態で、持てるところまでボールを持ち、自然にボールが離れるところまで持ち、離していきます。

写真:読売巨人軍ファン神奈川人 より

リリースの直後は、手のひらと指でボールを掴んだ状態からボールを抜こうとせずに、自然にボールが手から離れていくイメージです。

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