五十嵐 亮太のナックルカーブの投げ方

五十嵐 亮太のナックルカーブの投げ方

五十嵐亮太選手は、1997年のドラフト2位で敬愛学園高からヤクルトに入団し、2年目の1999年からリリーフとして一軍に定着し活躍し、当時の日本記録の最速158 km/hを記録したストレートを武器にセ・リーグの速球王として人気を博しました。

2010年にMLBのメッツ、ブルージェイズ、ヤンキースを渡り歩き、2013年に福岡ソフトバンクホークスで日本球界に復帰し2019年には古巣・ヤクルトへ移籍し活躍しています。

五十嵐亮太のピッチングフォーム

今回は、五十嵐 亮太のナックルカーブの投げ方についてご紹介します。

五十嵐 亮太のナックルカーブの凄さ

五十嵐 亮太選手がナックルカーブに取り組んだのは、2012年の途中にヤンキースに移籍した際、マイナーリーグでのコーチに教えられ習得しましたが、本格的に武器となったのは、その翌年の2013年にソフトバンクホークスで、二軍で調整している際に2種類のナックルカーブを使い分けられるようになり、今や代名詞となりました。

2019年に移籍したスワローズでは、この2種類のナックルカーブの内、曲がりの大きいナックルカーブを中心に使い、球数は少ないながらもう一つのカーブはスライダー回転に近く、スピードも速いものも使用しています。

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五十嵐 亮太のナックルカーブの握り方

五十嵐 亮太選手のナックルカーブで、ボールを支えるのは中指と親指で、中指は外側の薬指側をボールの縫い目にかけるようにし、その対角線上に親指を置いてボールを支えます。

人差し指は、力を入れずボールに爪を立てるようにして置いておくだけの感覚で、主に中指でコントロールする意識で深くボールを握ります。

ナックルカーブの握り方
写真:CarlisleSentinel より
ナックルカーブのボールの握り
五十嵐亮太のナックルカーブの握り方
写真:sulan iydegin より

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五十嵐 亮太のナックルカーブの投げ方

五十嵐 亮太のナックルカーブは、ストレートと同じ腕の振りで、特にスピン量を意識して、抜くのではなく、腕を思い切り振った結果抜ける感覚で投げます。

リリースは、人さし指はボールに乗っけるだけの感覚で、中指と親指の 2本でどう投げるかが大事になり、小指をキャッチャーの方に向けリリースをします。

五十嵐 亮太選手のナックルカーブは、強く腕を振ることでスピンがかかって大きく曲がる球種です。

五十嵐 亮太のナックルカーブのリリース
五十嵐 亮太のナックルカーブのフォロースルー

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