ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの投げ方

ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの投げ方

ジャスティン・バーランダー選手は、デトロイトタイガース時代に2006年に新人王、2011年にはサイヤング賞を受賞し、アストロズに移籍した2017年にチャンピオンリングを獲得と2019年には再びサイヤング賞を受賞したピッチャーです。

バーランダー選手の投げるスライダーは、上から投げ下ろし、かつジャイロ回転がかかっているため、曲がり始めてから鋭く大きく変化し、落ちるように見える球種でメジャーの多くの打者を手玉に取りました。

ジャスティン・バーランダー選手のマウンドでの姿

今回は、ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの投げ方についてご紹介します。

ジャスティン・バーランダー選手の略歴

ジャスティン・バーランダー選手は、スリークォーターから最速約164km/hのフォーシームと、カーブ・スライダーチェンジアップを駆使したピッチングで、2019年終了時点で、米大リーグ通算225勝を記録するピッチャーです。

バーランダーの選手の投球に関してイチロー氏は「(速球だけでなく)それぞれ(の変化球)が一級品。どれでも三振をとれる。やっぱりいいピッチャー」と絶賛しています。

ジャスティン・バーランダー選手のピッチングフォーム
写真:Sports Productions より

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ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの凄さ

ジャスティン・バーランダー選手のスライダーは、打者の手元で急激な変化を見せるスラット型スライダーとも呼ばれ、縦のカットボールや縦の高速スライダーとも言われている変化球です。

軌道や速度はフォーシームに近く、高速で真逆に鋭く曲がり落ちるため、打者は対応しきれず空振りや凡打に倒れてしまい、なおかつ見逃してもストライクになりやすい球種です。

2019年には、この球種を有効的に使い、21勝、300奪三振、防御率2.58を記録した投球を支え、スライダーではメジャー最多の127奪三振、被打率.119と圧倒的な数字を残しました。

MVPFLF より

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ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの握り方

ジャスティン・バーランダー選手のスライダーは、人差し指と中指を添えた状態でボールの外側にズラしながら縫い目にかけます。

親指は、ボールの下部の縫い目にかけるようにして支えるようにしてボールを握ります。

ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの握り方
写真:Highlight Reel より

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ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの投げ方

ジャスティン・バーランダー選手のスライダーは、ジャイロ回転がかかるようにして投げることがポイントです。

その為、ストレートを投げる時と同様にして、しっかりと腕を振りながら、ボールの外側の下半分に指が掛かるようにして、小指がやや打者側に向きボールを切るようなイメージでリリースをします。

ジャスティン・バーランダー選手のスライダーのリリース直前
ジャスティン・バーランダー選手のスライダーの投げ方

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