木下拓哉選手から学ぶ外角低めのコースのキャッチング

外角低めは、打者の目から対角のコースであるため、非常に打ちづらいコースです。

このコースのボールを芯でとらえるには高いバッテイング技術が求められ、このコースを引っ張って打つと内野ゴロになり、逆方向に流すことができても長打にはなりにくいリスクの低いボールです。

今回は、木下拓哉選手の特徴と、外角低めのコースのキャッチングについてご紹介します。

木下拓哉選手の特徴と強み

高知県高知市生まれで、高知高校では2008年・2009年甲子園出場しました。

その後法政大学への進学後、名門トヨタへ進み4番を打つ社会人No.1捕手として2015年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから3位指名を受け、プロ入りしました。

木下選手の強みはなんといっても、1球1球しっかりとボールを押し込んで捕球できるキャッチングの良さです。

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木下拓哉選手のキャッチング

逃げていくボールに対しても、これだけミット負けしないでボールを押しこめれば、審判からもストライクコールを受けやすくなります。

このように、変化先に予めミットを置いてからストライクゾーンにピタッと入れる様子が見て取れるキャッチングです。

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気をつけたい外角低めのキャッチングのポイント

アウトローと言われる外角低めのコースを手だけで捕りにいくと、捕球の瞬間、ボールの勢いに負け、一瞬ストライクゾーンからはみ出てしまいます。

また、左肘の使い方も重要で、肘が下がった状態でのキャッチングでは、ミットを抑えきれずに後方に流されてしまいます。

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木下拓哉選手の外角低めのキャッチング

プルテン より

スライダーの外へ逃げていくボールも、木下選手のように外側から内側へ、左肘を下から上へ上げるように使って捕るとストライクを取ってもらいやすくなります。

また、このように捕った後はミットを動かさず、そのままの位置で⽌めるようにします。

このように、木下拓哉選手のようなキャッチングで、ストライク・ボールのカウントが試合を通してみると大きく変わります。

これは、バッターを抑えたい状況で、外角低めの際どいボールがストライクになるかボールになるかで試合の展開が大きく異なってくるとも言えます。

それ程この外角低めのコースのキャッチングは、非常に大事なスキルになるので肘の使い方も理解した上で自分に合ったキャッチングを掴み、有利な試合展開を行えるようにしましょう。

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