ノーラン・ライアンは、シーズン最多奪三振記録・通算最多奪三振記録保持者で通算の奪三振率9.55は、ランディ・ジョンソン、ペドロ・マルチネスに次いでMLB史上3位の記録を持ち、人類で始めて100マイル・約161km/hの壁を破った投手です。
また、当時一般的ではなかったウエイトトレーニングも取り入れ、今では当たり前のものにほとんどなっています。
今回は、ノーラン・ライアンの現役時代のカーブの投げ方についてご紹介します。
ノーラン・ライアンの現役時代のカーブの凄さ
ノーラン・ライアンは、メジャー史上最高の速球投手と言われ、歴代1位の通算5714奪三振、さらにコーファックスの記録を塗り替えるシーズン383奪三振をマークし、通算7度のノーヒットノーランを達成しました。
ライアンは、この160km/hオーバーの速球の合間に縦に落ちるカーブを織り交ぜて、これらの大記録が成し遂げられました。
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ノーラン・ライアンの現役時代のカーブの握り方
ノーラン・ライアンのカーブは、人差し指と中指は離すようにして、中指をボールの縫い目に沿わせるようにして、親指はボールの下部を支えるようにします。
その際、ボールをしっかりと深く握ります。
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ノーラン・ライアンの現役時代のカーブの投げ方
ノーラン・ライアンのカーブのリリースは、ストレートと同じような強い腕の振りで、手首は捻らずにキャッチャー側に手の甲を向けるようにして手首を返していきます。
そして、トップの位置から腕を振り下ろすようにしてできるだけバッターに近い位置で、人差し指はあまり使わずに、親指とボールにかけた中指でボールに回転をかけるようにしてリリースします。