マックス・フリード選手のナックルカーブの投げ方

マックス・フリード選手のナックルカーブの投げ方

マックス・フリード選手は、2012年のMLBドラフト1巡目にサンディエゴ・パドレスから指名されプロ入りし、2014年にトミー・ジョン手術を受けたその年にアトランタ・ブレーブスへ移籍しました。

その後は徐々に成績を上げていき、2019年は17勝をあげ、昨年の2020年には7勝0敗・防御率2.25を記録し、ゴールドグラブ賞を受賞するなど大活躍をしました。

マックス・フリード選手のピッチングフォーム

今回は、マックス・フリード選手のナックルカーブの投げ方についてご紹介します。

マックス・フリード選手のナックルカーブの凄さ

マックス・フリード選手は、150km/h前半の威力のあるストレートに加え、スライダー・シンカー・チェンジアップと、カーブを武器にする本格派のピッチャーです。

先発ローテーション入りした2019年には、シーズンを通して24.6%の確率でカーブを投げ、そのシーズンの投手の内、2番目に低い割合のフライボール(22.2%)と、3番目に高い割合のグラウンドボール(53.6%)を記録するなど、このカーブで大活躍しました。

Made The Cut より

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マックス・フリード選手のナックルカーブの握り方

マックス・フリード選手のナックルカーブは、親指と中指をボールの縫い目にかけるようにし、中指の対角線に親指を置きます。

そして、人差し指の先端は折り曲げるようにしてボールに突き立て、ボールを深く握ります。

横から見たナックルカーブの握り
写真:FOX Sports South より
正面から見たナックルカーブの握り
横から見たナックルカーブの握り

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マックス・フリード選手のナックルカーブの投げ方

マックス・フリード選手のナックルカーブは、腕の振りはストレートと同様しっかりと強く腕を振っていき、肘から先に出すようなイメージで、リリース直前に小指がキャッチャー側に向くようにして、中指と親指から抜くようにリリースします。

その際、カーブと同様ボールを抜くことを意識することが大切ですが、抜くことを意識しすぎることで腕の振りが鈍くり、曲がりと落差が小さくなってしまう為、ストレートを投げる時と同様強く腕を振ることが重要です。

ナックルカーブのリリース
ナックルカーブのリリース
ナックルカーブのリリース

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