亜細亜大学時代、福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手からこのツーシームの握りを教わったそうです。

少し指を開いて投げればスピードはそのままで落差が出るようになり、プロ入り後にさらに鋭く落ちるようになりました。
今は山﨑選手の代名詞とも言える、ツーシームの投げ方についてご紹介します。
山﨑選手のツーシームの凄さ
近年、多くのピッチャーが使うようになったツーシームですが、基本はバッターの手元で動いて芯を外すような軌道を描きますが、山﨑選手のツーシームは鋭く落ち、日によっては左右にも曲がりながら落ちるので、三振がとれる球種として活用されています。
また、腕の振りがストレートとツーシームで変わらない為、バッターは見分けがつかず2020年時点での通算奪三振率が9.97と、抜群のキレを持つ球種です。
調子によって左に曲がりながら落ちたり、右に曲がりながら落ちたりもするのでバッターからすると軌道が読めない厄介なボールです。

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山﨑選手のツーシームの握り方
ややスプリットの握りに近く、人差し指と中指を縫い目が少し見えるくらいに広げて握ります。



指を広げて握ることで、ボールの回転数を少なくすることができ、フォークのように落差がつきます。
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山﨑選手のツーシームの投げ方
ストレートのような腕を内旋させながらリリースし、ベースのキャッチャー側の角に落とすようにイメージをして投げます。
