山口 鉄也は、横浜商高卒業後にダイヤモンドバックスの入団テストに合格し、3シーズンを過ごした後、巨人の入団テストに合格し、2005年から始まった育成ドラフトで1位指名を受け入団しました。
2年目の2007年に1軍デビューを飾り、2008年は中継ぎながら11勝2セーブ23ホールドの活躍で新人王に輝き、2014年に日本で初の200ホールドと、2016年には9年連続の60試合以上登板を達成など活躍し、2018年に現役を引退しました。
今回は、山口 鉄也のスライダーの投げ方についてご紹介します。
山口 鉄也のスライダーの凄さ
山口 鉄也のスライダーは、ダイヤモンドバックス傘下のチームに在籍時代にテレビでランディ・ジョンソンの、思い切り力でひねるような感じのスライダーをマネるようにして投げ始めたそうです。
リーチの長い腕と、サイド気味のスリークォーターで投げるスライダーは、角度がつくことで大きく弧を描き、森繁和氏は右打者の内角に食い込むスライダーは、岩瀬仁紀より上と絶賛しています。
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山口 鉄也のスライダーの握り方
山口 鉄也のスライダーは、ストレートの握りをボールの外側に対して横にずらしたような握り方で、中指を曲げて人差し指とくっつけ、人差し指を縫い目にのた状態で手のひらにボールをぴったりとくっつけて、しっかりとボールを握ります。
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山口 鉄也のスライダーの投げ方
山口 鉄也のスライダーは、ストレートと同じような腕の振りで、縫い目にかけた中指で強く押し込むようにボールの真横を切るようにして投げます。
また、カウントで追い込んだ際のスライダーは、意識的によりボールを強く握りながら腕を振り、変化量を大きくして投げているそうです。