斎藤 雅樹の現役時代のスライダーの投げ方

斎藤 雅樹氏は、川口高等学校から1982年のドラフト会議で荒木大輔の外れ1位として読売ジャイアンツに入団し、当時の監督の藤田元司の意向もありサイドスローに転向しました。

その数年後にあたる1989年に藤田が監督に復帰してから大ブレイクし、11試合連続完投の日本記録を達成するなど20勝を記録し、その翌年の1990年にも20勝を達成しました。

通算では史上4人目の沢村栄治賞3回受賞で、防御率2.77、180勝と平成を代表するエースとして活躍し、2001年に現役を引退しました。

今回は、斎藤 雅樹の現役時代のスライダーの投げ方についてご紹介します。

斎藤 雅樹のスライダーの凄さ

斎藤 雅樹はサイドスローのピッチャーです。

特にスライダーは、サイドから投げることで、上手投げよりも横の角度と変化が大きくつき、ミスター完投の異名を取るほどの驚異的なタフネスぶりも象徴的な選手でした。

斎藤 雅樹のスライダーの握り方

斎藤 雅樹のスライダーは、中指を人差し指にくっつけた状態で、人差し指とボールを支える親指をボールの縫い目にかけてボールを握ります。

斎藤 雅樹のスライダーの投げ方

斎藤 雅樹のスライダーは、手首を立てた状態でボールを横に切るようにして、人差し指でボールを押し出しながら手首を捻りボールをリリースします。