ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの投げ方

ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの投げ方

ギャレット・リチャーズ選手は、一時エンゼルスのエースで大谷翔平選手のチームメイトだった選手です。

近年は怪我に悩まされるシーズンを送っていますが、動きの読みづらい速球と高速スライダーを武器にMLBで活躍しているピッチャーです。

ギャレット・リチャーズ選手

今回は、ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの投げ方についてご紹介します。

ギャレット・リチャーズ選手の略歴

ギャレット・リチャーズ選手は、MLBドラフト1巡目でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、2011年にメジャーデビューしたピッチャーです。

平均球速153km/hの3種類の速球(フォーシーム、ツーシーム、カットボール)と、140km/h台のスライダー、チェンジアップ、さらに130km/h台のカーブを持ち球に、エンゼルスのエース格として2014年に13勝、2015年に15勝を挙げており、2018年にはサンディエゴ・パドレスと2年契約を結びました。

直近で1年間投げ切ったのは2015年のみで、一昨年はひじにPRPと幹細胞治療を受け離脱、昨年は二頭筋の怪我、今年はトミー・ジョンとここ数年はケガに苦しめられいます。

写真:MVPFLF より

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ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの凄さ

基本球種をフォーシームとした速球3種が投球全体の約60%以上を占め、ツーシームとカーブは2012年から投げ始め、投球の幅を広げています。

速球主体の投球ながら、変化球ではスライダーが全体の投球割合の約25~30%を占め、140km/h台の球速と縦に落ちるスライダーも武器としています。

ボールのキレを図るスライダーの回転数は、2017年のMLBでの投手全体の平均2362rpmを大きく上回り、2800rpmととても高い数値を残しています。

MLB Network より

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ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの握り方

ギャレット・リチャーズ選手のスライダーは、人差し指と中指をくっつけた状態で、中指をボールの縫い目にかけた状態で、薬指はボールを支える程度で浅くボールを握ります。

親指はボールの縫い目に指をかけず、下部を支えるようにしてボールを握ります。

ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの握り方
ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの握り方

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ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの投げ方

ギャレット・リチャーズ選手のスライダーは、思い切りよくストレートと同じ腕の振りで投げていきます。

リリース直前には、ボールにかけた中指でボールを下に切るようにして、手首を下に振り下ろすイメージでリリースをします。

ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの投げ方
ギャレット・リチャーズ選手のスライダーの投げ方

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