西 勇輝選手のスライダーの投げ方

西 勇輝選手のスライダーの投げ方

西勇輝選手は、2008年のドラフトでオリックスに3位指名を受け入団し、2011年には2ケタ勝利を挙げると、翌2012年にはプロ野球史上76人目となるノーヒットノーランを達成しました。

その後も活躍を続け、2014年から3年連続の2ケタ10勝を挙げるなど抜群の安定感を誇り、2018年のオフにFA権を行使し、阪神タイガースへ移籍し、阪神の投手として初めてゴールデングラブ賞を受賞するなど、エースとして活躍しています。

西 勇輝選手のマウンドでの姿
写真:TheKjozk より

今回は、西 勇輝選手のスライダーの投げ方についてご紹介します。

西 勇輝選手のスライダーの凄さ

西 勇輝選手は、最速149km/hのストレートに、カーブ、チェンジアップ、シュートを左右へときっちり投げ分け、抜群の切れを持つスライダーと巧みなコントロールを武器に、阪神タイガースで活躍しています。

このスライダーに加えて、シュートを織り交ぜながら内外角をワイドに使うピッチングスタイルで、その投球術を武器にプロ3年目の2011年に初の2ケタ10勝を挙げ、2014、2015年も2ケタ勝利を達成し、日本代表にも名を連ねました。

このスライダーは、試合中の状況とカウントで、スライダーの曲がり方をリリースの仕方を多少変えることで投げ分け、そのリリースの違いによって130km/h後半や120km/h台と球速も変えながら使い分けています。

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西 勇輝選手のスライダーの握り方

西 勇輝選手のスライダーは、人差し指と中指をくっつけた状態でボールの真ん中よりも外側に置くようにして指を置きます。

その際、中指は縫い目に添うようにして指を置き、人差し指のお腹をボールの縫い目にかけるようにします。

西 勇輝選手のスライダーの握り方

ボールの下部に置く親指は、力を入れないようにしながら縫い目にかける必要はなく置くだけのイメージで、親指とボールの間に少し空間ができる程度にしてボールを握ります。

西 勇輝選手のスライダーの握り方

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西 勇輝選手のスライダーの投げ方

西 勇輝選手のスライダーは、ストレートを投げる時と同じような腕の振りで、人差し指、中指の順にボールから指先を離していくようなイメージでリリースをします。

西勇輝選手のリリース時のボールの握り

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