今村 信貴選手は、太成学院大高から2011年のドラフト2位で巨人に入団し、1年目の8月にファームでノーヒットノーランを達成し、翌年の2013年には一軍でも初勝利を挙げました。
その後は伸び悩みながらも、2018年には一軍で6勝をマークし、2020年には開幕を2軍で迎えながらレギュラーシリーズで5勝2敗で防御率3.16をマークするなど活躍を続けています。
今回は、今村 信貴選手のスローカーブの投げ方についてご紹介します。
今村 信貴選手のスローカーブの凄さ
今村 信貴選手は、140km/h台前半のストレートと多彩な変化球の中で、90km/h前後のスピードで球速差約50km/hをつけるこのスローカーブも武器にしています。
この球速差を活かしながら、シンカー気味に落ちるフォークを決め球にしながら、2020年に習得したカットボールなどを交え、打者を手玉に取る投球です。
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今村 信貴選手のスローカーブの握り方
今村 信貴選手のスローカーブは、中指のお腹の部分をボールの縫い目位の山の内側にかけるようにして置き、親指を中指の対角線にくるようにしてその指全体を縫い目にかけてボールを握ります。
その時、人差し指は中指に添える程度にしながら球速を落としてスピン量を上げる為、手とボールの間に隙間がなくなるくらい深くボールを握ります。
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今村 信貴選手のスローカーブの投げ方
今村 信貴選手のスローカーブは、ボールを置いていくイメージで自然な形で腕を振りながら、リリースする直前まで力を入れずに手の甲をキャッチャーの方向へ向けるようにして腕を加速させていきます。
そして、手からボールが離れる直前に中指を強く意識して、ボールを置いてくるイメージでボールへ縦の回転をかけるようにしてスピンをかけて、極力バッターに近い位置でボールをリリースします。
バッターに極力近い位置でリリースすることで、一瞬縦に浮き上がりながら縦に落ちていくボールの軌道を描きます。