トレバー・バウアー選手は、2011年のMLBドラフト1巡目でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受けMLB入りし、クリーブランド・インディアンス、シンシナティ・レッズを経て、現在は、ロサンゼルス・ドジャースに在籍するピッチャーです。
そのシンシナティ・レッズに在籍した2020年には、防御率1.73を記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
その年は、コロナ禍で試合数が少ないながらも、5勝4敗・100奪三振・WHIP0.79の好成績を残し、サイ・ヤング賞も獲得し、現在はYouTubeで自身の投球について発信するなど、活躍をしています。
今回は、そんなトレバー・バウアー選手のナックルカーブの投げ方について紹介します。
トレバー・バウアー選手のナックルカーブの凄さ
トレバー・バウアー選手は、全身を使ったダイナミックな投球フォームから放たれる150km/h前後のストレートと、チェンジアップ・スプリット・スライダーを投げ、奪三振率が非常に高いピッチャーです。
それらの球種の中でも、ナックルカーブの評価が高くその手から放たれるボールはブレーキのきいた球速で、大きく縦に落ちる軌道を描きます。
バウアー選手が投げるナックルカーブは、ホームプレートのはるか手前でワンバウンドしているにも関わらず、打者がスイング。また、ストライクゾーンに決まるボールでも打者を大きくのけぞらせるなど、魔球のような曲がり方とも言われています。
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トレバー・バウアー選手のナックルカーブの握り方
トレバー・バウアー選手のナックルカーブは、中指をボールの縫い目に沿わせるようにして指を置き、人差し指は爪をボールの縫い目に突き立てるように折り曲げながます。
そして、ボールの下部を支える親指もボールの縫い目に沿わせながらボールを握ります。
トレバー・バウアー選手のナックルカーブは、比較的ボールを深く握る為、ある程度の指の長さは必要かもしれません。
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トレバー・バウアー選手のナックルカーブの投げ方
トレバー・バウアー選手のナックルカーブのリリースは、ストレートを投げる時と同じように強く腕を振りながら、 ボールを握った小指を捕手側に向けるようにします。
そして、ボールのリリース直前は、ボールにたてた人差し指で引っ掛けるようにしながら、”抜く”ことを意識して親指と人差し指の間からボールをリリースしていきます。