和田 毅選手のチェンジアップの投げ方

和田 毅選手のチェンジアップの投げ方

和田毅選手は、球の出所が分かりにくいオーバースローから最速148km/hのストレートとスライダー、チェンジアップ、カーブを投げ分けるピッチャーです。

2003年にドラフト自由枠で福岡ダイエーホークスに入団し、1年目に14勝で新人王に輝き、2011年には、FAでMLBのオリオールズへ移籍し、2014年からカブスでプレー。

そして、2016年に福岡ソフトバンクホークスに復帰し、最多勝と勝率第1位の2冠を獲得しています。

和田毅のピッチングフォーム

今回は、和田 毅選手のチェンジアップの投げ方についてご紹介します。

和田 毅選手のチェンジアップの凄さ

和田 毅選手のチェンジアップは、プロ入り後に先発として連投のシーンも増えることで肩や肘にも負担が増える為、抜いて投げれる球として習得した球種です。

和田 毅選手のチェンジアップで打ち取る

(パーソル パ・リーグTV 公式)PacificLeague TV より

習得したての頃は、腕の振りが緩くなり苦労したそうですが、1年かけて投げれるようになり、球の出所が分かりにくいフォームからこの球種も投げ、入団した年に防御率3.38・14勝 5敗と鮮烈デビューを飾り、2011年には自己最多の17 勝をマークし、最多勝とMVPに輝きました。

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和田 毅選手のチェンジアップの握り方

和田 毅選手のチェンジアップは、人差し指と親指で「OKサイン」を作るようにしてボールを握る、サークルチェンジ・OKボールと呼ばれる握り方です。

この握りのチェンジアップは、普通のチェンジアップに比べ、シュート気味に回転しやすく、和田毅選手の場合はスクリュー気味に変化することがあります。

和田 毅選手のチェンジアップの握り方
写真:monstersweb より

チェンジアップの変化をさらに大きくする握り

和田毅選手が、実際の試合で投げているかどうかは不明ですが、この握りを公開している際に、当時MLBに所属する長谷川滋利の助言により握りはチェンジアップのまま、親指を人差しにかけて握ることでより変化を大きくする握りについて、当時福岡ダイエーホークスに所属していた和田毅選手へアドバイスをしています。

このボールの握り方で、コントロールも難しくなる一方変化も大きくさらに遅いチェンジアップになるそうです。

チェンジアップの変化をさらに大きくする握り

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和田 毅選手のチェンジアップの投げ方

腕の振りはストレートと同じようにして投げますが、決して抜くことに意識をしすぎず、いかにストレートと同じフォームで投げることができるかがポイントです。

和田 毅選手のチェンジアップの腕の振り

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