ノーアウト、またはワンアウトでランナーになったら常に犠牲フライでホームインすると言うことを頭の中に入れておくことは重要です。
また、そのフライが捕球されなかった場合にも、一隅のチャンスを活かすことで得点のチャンスを大きく広げることができます。
今回は、ハーフウェーと、タッチアップの方法と基本についてご紹介します。
ハーフウェーの基本
フライを捕球されても、送球よりもギリギリに早く帰塁できる位置までリードするのがハーフウェーです。
ベースについたままフライを見ない
ランナーはフライが打ち上げられたらべースに戻らなくてはなりません。
その為、フライが上がったらすぐにベースに戻り、ベースにつきながらフライ捕球を見ている選手がいますが、打球がそのままグラウンドに落ちたり、落球があった場次の塁まで進めません。
そこで、ランナーはフライが捕球されても、送球よりも少し早く帰塁りもぎりぎりに早く帰塁できる位置までリードします。
![ハーフウェーをとる平田選手](https://kusayakyuu.site/wp-content/uploads/2020/02/219824921_org.v1580443211-768x1024.jpg)
これをハーフウェーといいます。
返球の距離によってハーフウェーの位置どりがちがう
ハーフウェーの位置どりは一塁ランナー、ニ塁ランナー、三塁ランナーそれぞれで違い、打球の飛んだコースによっても異なります。
内野フライに関しては、ほとんどが短い距離の離塁となりますが、とくに異なるのが外野の前に上がったフライです。
フライの上がった地点によっても位置どりが変わる
フライの上がった地点が、外野の定位置なのか、後方なのか、あるいは前進して捕球できる位置かで離塁の距離が変わります。
さらに、レフト、センター、ライトのどの方向に上がったのかによっても異なり、捕球する外野手の肩の強さも関係します。
とにかく、フライを捕球されても確実に帰塁できる距離で様子をみるようにしておけば大丈夫です。
![離塁する草野球選手](https://kusayakyuu.site/wp-content/uploads/2020/02/239112182_org.v1535281228.jpg)
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タッチアップの基本
フライの捕球直後に走ることをタッチアップと言いますが、タッチアップはどの塁にいるランナーでも可能です。
フライの捕球直後なら走っても構わない
ランナーはフライが上がったらべースに戻らなくてはなりませんが、フライの捕球直後なら、次の塁を狙って走ってもかまいません。
それを「タッチアップ」といいます。
![タッチアップを試みるペーニャ選手](https://kusayakyuu.site/wp-content/uploads/2020/02/【プロ野球パ】油断禁物!ペーニャがタッチアップで二塁へ進塁-2014_08_30-L-Bs-0-31-screenshot.jpg)
ランナーはノーアウトやワンアウトで外野の後方のフライや、前方でも本塁突入の可能なフライが上がっだら、タッチアップの体勢をとり捕球と同時にホームへ向かってスタートをきります。
三塁ランナーだけがタッチアップじゃない
犠牲フライになるのは三塁ランナーが得点した場合のみの記録になりますが、タッチアップは、一塁ランナーでも二塁ランナーでもできます。
ファウルフライでもタッチアップできる
タッチアップは、フェア地域に飛んだ外野フライだけとはかぎりません。
フェア地域、ファウル地域に関係なく、外野フライでも、内野フライでも、キャッチャーフライでもタッチアップは可能で、三塁ランナーにタッチアップされてホームインさせないために、外野手がファウルフライをあえて追わなかったり、捕球しないこともあります。
![タッチアップで走るペーニャ選手](https://kusayakyuu.site/wp-content/uploads/2020/02/02-2.jpg)