バッティングの構え方は、リラックスと柔軟性と安定感があれば、どのような姿勢でも構いません。
ですが、ピッチャーの投球に合わせてバックスイングに移る時、バットを引くタイミングが遅れたり、正しいトップの位置にバットを引きにくい構えでは困ってしまいます。
今回は、バッティングの基本的な構え方についてご紹介します。
基本の構え
右バッターの場合、アゴを左肩に乗せるようにして、両目でピッチャーを見ます。
両膝は地面に対して並行になるように同じ角度で軽く曲げ、背筋をピンと伸ばした状態でトップは右肩の前あたりに置きます。
姿勢の感覚としては、お腹を引っ込めてお尻をちょっと出す程度が良く、前屈みにならないようにします。
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バットの構え方
バッティングは一人一理論と言ってそれぞれの個性によって違いますから、絶対にこれが正しいという方法はありませんが、一般的な特徴はバットを立てる・バットを寝かせるの2つに分類され、それぞれの向き不向きの特徴になります。
バットを立てる
長距離打者向きで、バットを振りぬくタイプに向いているバットの構え方です。
- 体が大きい
- パワーがある
- 低めに強い
- ヘッドが下がる
- アッパースイングになりやすい
- ポイントが近い
バットを寝かせる
短距離打者向きで、ミート中心のバッティングをするタイプに向いているバットの構え方です。
- 小柄
- ライナー中心の打法
- 広角に打てる
- レベルスイングが基本
- 非力
- 高めに強い
- ポイントが前
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構えた時の動き
イチロー選手に代表されるようにプロ野球の選手を見ると、構えた後もほとんど動いているのが分かると思います。
構えた際に動きを止めると筋肉がだんだん硬くなり、バットの出が鈍くなります。
プロ野球のバッターは静止しているように見えても、目に見えない動きをしており、また、動いていることで気持ちに余裕が出るともいわれています。
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バッターボックスの立つ位置
立つ位置は、長くボールを見ることができる為、キャッチャー寄りに立ちます。
そして、バットの長さと自分のリーチの長さを考慮してどのコースにもバットが届く位置に立つことが大切です。
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スタンス
スタンスは主に 3種類に分類される立ち方があり、体のひねりを効果的に伝えられるスタンスを探し出すことが重要です。
この記事では、クローズとオープンのスタンスのメリットやデメリットなど、それぞれの特徴についてご紹介します。