松田 宣浩選手は、走攻守すべてにおいてスピード感あるプレーが持ち味の選手です。
2020年は、打率2割を下回るなど、不調のどん底に喘いでいたものの、スタンドのプロ野球ファンの前で放ったシーズン初本塁打に加え、貴重な同点本塁打を打つなど、夏を迎えるとともに本来のバッティングを取り戻しつつります。
今回は、松田 宣浩選手のバッティングフォームについてご紹介します。
松田 宣浩選手の略歴
松田宣浩選手は、中京高校では2年生の夏に甲子園に出場し、亜細亜大学を経て2005年の大学・社会人ドラフト希望枠で福岡ソフトバンクホークスにに入団しました。
新人ながら開幕戦に七番・三塁で先発出場しその後は度々骨折に見舞われ成績が伸び悩みましたが、2011年には144試合フルイニング出場と25本塁打、83打点の活躍でリーグ連覇、日本一に貢献しています。
ソフトバンク不動の三塁手としてゴールデン・グラブ賞の常連で、本塁打を放った後の「熱男」のパフォーマンスも注目を集めています。
スポンサーリンク
松田 宣浩選手のバッティングフォーム
強靱なリストを生かした長打力が持ち味で、フルスイングを信条としたバッティングで、打撃面での数値的特徴もこの打撃スタイルの影響が少なからず反映されています。
バッティングフォームも持ち前の下半身の強さを活かして、適応力の非凡さとリストの強さを活かしたバッテイングです。
スポンサーリンク
スタンス
バットを肩に担ぎ、足踏みをするようなタイミングの取り方が特徴的な松田宣浩選手の構えです。
打席で2ストライクに追い込まれるまでは小指がグリップエンドに触れる位置でバットを握り、追い込まれてからは指2本分短く持ちなおしてミートを重視する打撃にも2011年から取り組んでいます。
スポンサーリンク
バックスイング
足を大きく上げ、一本足の状態になりますがこの時にグリップの位置が肩よりも高い位置をキープしてバックスイングをしていきます。
足を上げる際、状態が縮こまり、グリップのいちも下げてしまうことが多くありますが、グリップを高いいちでキープできると、上からバットが出るので、力をロスすることなくボールにぶつけることができます。
スポンサーリンク
ステップ
反動を活かした力強いインパクトを求めて、広いステップ幅で着地していきます。
アプローチ
下半身の強さを使って両膝で伸び上がるのを堪えながら、肩と腰のラインを地面に対して並行に保ちながらアプローチしていきます。
インパクト
インパクトは、ギリギリまで手首の返しを遅らせてインパクトの力を最高潮に持っていきます。
フォロースルー
フォロースルーは、上半身の回転をしっかりとさせてバットを振り切ります。