森原 康平選手は2016年のドラフト会議で、東北楽天ゴールデンイーグルスより5位指名を受け入団し、プロ初登板では1イニングを打者3人に対して1安打無失点という内容でホールドポイントを記録しました。
最速154km/hのストレートとスライダー・フォークを投げ、全球種の約20%を占めるフォークの2019年の被打率は.175と優れた数字をマークしました。
ベース上でワンバウンドする切れ味抜群のフォークとストレートで第2回WSBCプレミア12の日本代表に選出もされ、2020年からは背番号を13に変更しています。
今回は、森原 康平選手のフォークの投げ方についてご紹介します。
森原 康平選手のフォークの凄さ
3年目にあたる2019年のシーズンは、セットアッパーとして自己最多64試合に登板し、4勝2敗29ホールド、33ホールドポイント、防御率1.97の好成績を残しました。
森原康平選手のフォークボールは、かつてフォークボールを武器に大魔神と呼ばれた佐々木主浩氏も絶賛しており、このシーズンは平均して140km/hの高速フォークを武器にシーズン通して奪三振率9.14を記録しました。
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森原 康平選手のフォークの握り方
森原 康平選手のフォークの握りは、縫い目を外すようにして、人差し指と中指を広げてボールを握ります。
そして、親指を人差し指の真下に持ってボールを握ることが、森原康平選手のフォークの握りのポイントです。
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森原 康平選手のフォークの投げ方
リラックした状態で立ち、左足を上げたら一度キャッチャーから目線を外します。
こうすることで、体も自ずとバッターに対して横を向き体が開かない状態を自然に作り出すことができ、自然な形で投げることができます。
その状態から、軸足と逆になる左足を踏み込む時は、横に大きく開くイメージでなるべく前に足を出します。
腕の振りはストレートの時と同じような意識で、握りとフォームに注意して、森原康平選手のような高速フォークを投げましょう。