今永昇太選手のチェンジアップとスプリットチェンジの投げ方

今永昇太選手のチェンジアップとスプリットチェンジの投げ方

今永昇太選手は、駒澤大学で東都⼤学リーグ通算18勝を記録し、2015年のドラフト1位でDeNA横浜ベイスターズに⼊団しました。

1年⽬から先発の軸となり8勝をマークし、翌年にはCSと⽇本シリーズのポストシーズンでも⼤⾞輪の活躍を⾒せ、秋には初の侍ジャパンに選出され、アジアプロ野球チャンピオンシップでも⽇本代表の勝利に貢献しました。

2018年は3⽉に左肩痛を発症と、初登板が4⽉24⽇と出遅れた上に、要所でキレを⽋いて開幕3連敗とリーグワーストの11敗を喫しましたが、2019年は復調しエースとしてチームを引っ張り⾃⼰最多の13勝をマークしました。


今永昇太選手の試合中

今回は、今永昇太選手のチェンジアップと、2019年に投げ始めたスプリットチェンジの投げ方についてご紹介します。

今永昇太選手のチェンジアップの凄さ

今永昇太選手は、ストレートとスライダーを主体にしたピッチングで、その中でも打者のタイミングを外す球としてチェンジアップを使用します。

2017年にはこのボールを使い、セ・リーグの最終規定投球回に到達した左投手ではトップの防御率2.98を記録するなど、先発陣の一角で安定した投球を続けると共に、チームの2年連続CS進出に貢献しました。

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今永昇太選手のチェンジアップの握り方

今永昇太選手のチェンジアップは、5本の指を等間隔に開いてわしづかみのようにして指を縫い目に添わせてボールを握り、中指はボールから浮かすようにして握ります。

ボールを握った際、中指には力を入れず両側のそれぞれの指で支えるようにして握ることがポイントです。

今永昇太選手のチェンジアップの握り方

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今永昇太選手のスプリットチェンジの凄さ

今永昇太選手のスプリットチェンジは、2019年のシーズン開幕前に後輩の東選手からチェンジアップの握りを聞き、投げ始めてからこのボールを武器にチームトップの13勝、リーグトップの3完封勝利を記録するなど、チームの2年振りのCS進出に貢献しました。

今永昇太選手のスプリットチェンジは、フォークのような軌道を描き、130km/h台前半の球速で打者のタイミングを外すことで、2018年はシーズン通じて80個だった奪三振数が、180個と飛躍的に増加しました。

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今永昇太選手のスプリットチェンジの握り方

2018年までに投げていたチェンジアップは、5本の指をボールに掛けて掴むような握りでしたが、スプリットチェンジは、フォーシームのボールの向きに人差し指と中指を挟むようにして開き、5本の指はそれぞれ縫い目に当てるようにしてボールを握ります。

今永昇太選手のスプリットチェンジの握り方

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今永昇太選手のチェンジアップの投げ方

今永昇太選手のチェンジアップは、ストレートと同じ腕の振りでしっかりと投げるようにし、手首を固定して指にしっかりとかけて投げます。

その際、手のひらが上を向かないようにリリースし、低めのコースを狙うことが重要です。

今永昇太選手のチェンジアップの投げ方

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