西本 聖の現役時代のシュートの投げ方

西本 聖の現役時代のシュートの投げ方

西本聖氏は、松山商高からドラフト外で1975年に巨人へ入団し、野球に対する真摯な姿勢と並外れた練習量が実を結び1981年には沢村賞、日本シリーズでは2完投でMVPに輝きました。

その後、1989年に中日へ移籍して自己最多の20勝で最多勝を獲得し、1993年にオリックスへ移籍し、翌1994年にはテストを受けて巨人へ復帰も一軍の登板はなく、同年限りで現役引退をしました。

現役時代の主なタイトルは最多勝1回、沢村賞1回で、通算成績504試合登板、165勝128敗17セーブ、防御率3.20の記録を残しました。

西本聖のシュートの投げ方
写真:ko koya より

今回は、西本 聖の現役時代のシュートの投げ方についてご紹介します。

西本 聖のシュートの凄さ

西本聖氏のシュートは、変化と切れ味を重視しており、特に好調時は外角から内角にえぐってくるほどの変化だったそうです。

また、ストレートとほぼ球速が変わらず、キレ味鋭いシュートで内野ゴロの山を築き、この球種を攻略する為に1983年の日本シリーズで田淵幸一氏は野球人生で初めてバットを短く持って西本聖氏から本塁打を打ち、試合後のインタビューで「あのシュートを攻略するためにプライドを捨てた」と語ったそうです。

写真:ko koya より

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西本 聖のシュートの握り方

西本 聖のシュートは、人差し指と中指の間は指一本分くらい開けた状態で、ボールの縫い目の間が狭いところにそれぞれ掛けます、

親指は人差し指と中指の中間の位置の真下に置き、ボールを支えるようにして握ります。

西本 聖のシュートの握り方
西本 聖のシュートの握り方

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西本 聖のシュートの投げ方

西本 聖氏のシュートは、感覚的には投げる時の体の開きを少し早くして、手首を地面と垂直方向に立てるようなイメージで、ストレートと同じ腕の振りで投げていきます。

そしてリリース時には、人差し指に力を込めるようにしてボールを投げます。

西本 聖のシュートの投げ方
西本 聖のシュートの投げ方

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