菅野 智之選手のスライダーの投げ方

菅野 智之選手のスライダーの投げ方

菅野智之選手は、ポストシーズン史上初のノーヒットノーランを達成し、所属する読売ジャイアンツではリーグ優勝3回するなど、球界を代表するピッチャーです。

東海大相模高から東海大へ進み、2011年ドラフト1位で日本ハムが指名を受けましたが、1年残留した翌年の2012年のドラフト1位で読売ジャイアンツが指名し2013年にプロ野球へ入団しました。

一年目から開幕先発ローテーション入りし、13勝を挙げチームのセ・リーグ連覇に貢献。

翌2014年は右手中指負傷、右ヒジ靭帯損傷などケガで2度の戦線離脱も、最優秀防御率のタイトルを獲得するなどV3に貢献し、2017年にはキャリアハイの17勝を挙げて沢村賞を受賞しました。

また、翌2018年にも選考基準をすべてクリアする活躍で2年連続で沢村賞を受賞しています。

菅野智之選手のピッチングフォーム

今回は、菅野 智之選手のスライダーの投げ方についてご紹介します。

菅野 智之選手のスライダーの凄さ

菅野 智之選手のスライダーは、3年目にあたる2015年のオールスターで広島の前田健太選手から握りを教わったことで、ボールを外側に切る自分流をミックスして、菅野選手のスライダーを完成させたそうです。

主にストレート、シュート、スライダーの3球種で全投球の約8割を占め、中でもこのスライダーは評価が高い球種です。

通常、大きな曲がり幅のスライダーは少し円を描きながら捕手のミットに到達しますが、菅野選手のスライダーは真っすぐの軌道で進んでいき、ベースの近くで鋭く大きく曲がります

その為、バッターは直前まで真っすぐと感じ、振りにいった瞬間に大きく曲がるので空振りします。

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菅野 智之選手のスライダーの握り方

菅野 智之選手のスライダーは、人差し指と中指をボールの縫い目にしっかりと掛けた状態で、親指はボールの下部を支えるようにしてもっとも力が入る位置でボールを握ります。

中でも、この親指でボールを制御する役割を持つようにして、しっかりとボールを支えるようにすることが、菅野 智之選手のスライダーの握り方の特徴です。

菅野 智之選手のスライダーの握り方

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菅野 智之選手のスライダーの投げ方

菅野智之選手のスライダーは、ストレートと同じようにしっかりと腕を振りながら、リリースを迎えた瞬間にボールを外側に切るようにしながら投げる腕を元の軌道へと引き戻すくらいのイメージで投げていきます。

菅野 智之選手のスライダーの投げ方
菅野 智之選手のスライダーの投げ方

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菅野智之選手のワンシームの投げ方

菅野智之選手がルーキー時代に封印したワンシームですが、再び解禁した2016年には防御率2.01を記録し、最優秀防御率のタイトルも獲得しました。

ストレートとほとんど変わらず、リリースの瞬間に手首をひねったりせず投げることができるので、他の変化球のように肘に強い負担がかかることがありません。

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