久保 裕也選手は、東海大学から2002年のプロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから自由獲得枠指名を受け、1年目から6勝を挙げ、その後も先発・中継ぎと様々な役割を果たしました。
2010年にはセットアッパーとしてリーグ最多、自身最多となる79試合に登板して32ホールドを記録するなど活躍しながらも、その後は故障に苦しみ2015年には一軍登板なしでオフに戦力外になりました。
そして2016年にトライアウトを経てDeNAに加入するも1年で戦力外になりながら、2017年2月の楽天春季キャンプでテスト合格しましたが、同年のオフに戦力外、育成契約になり、また2018年の5月に支配下返り咲き、復帰登板を果たすも、40歳を迎えた2020年に、現役引退を発表しました。

今回は、久保 裕也選手のフォークの投げ方についてご紹介します。
久保 裕也選手のフォークの凄さ
久保 裕也選手は、先発からワンポイント・リリーフまで幅広く起用されながら、セットアッパーに固定された2010年から成績が安定しました。
この活躍を支えた球種にフォークが武器としてあります。
フォークは、高校時代からも投げていた球種だそうですが2010年のシーズンに握りを変えて投げたことでコントロールと回転が安定し、2011年には20試合連続無失点の球団新記録を達成するなど、活躍しました。
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久保 裕也選手のフォークの握り方
久保 裕也選手のフォークは、ボールを挟むような感覚ではなく、ストレートの握りから人差し指と中指を開いた状態で中指は縫い目にかけず、人差し指を第2関節部分が縫い目にかかるようにしてボールの上に乗せます。
親指は、ストレートのように人差し指と中指の中間の真下ではなく、ボールの側面を支えるようにして浅くボールを握ります。


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久保 裕也選手のフォークの投げ方
久保 裕也選手のフォークは、ストレートと同じように強く腕を振りながらボールに触れている人差し指と中指の第2関節で強く押し込むようなイメージでリリースしていきます。
意識としては、ボールを落とすようなイメージを持たないようにしてホームベースに直接あてにいくようなイメージで投げ、危険な高さにボールが行かないようにして投げることで、バッターの直前でワンバウンドになるような軌道を描くそうです。


