野球は1チーム9人で行うスポーツですが、 勝敗のカギを握るのがビッチャーといっても過言ではありません。
とりわけエースといわ れるピッチャーは、守備においての大黒柱であり、その力量やコンディションがチー ムの浮沈に大きく影響します。
プロ野球では、ピッチャーの分業制が進められてはいますが、エースはチー ムにただひとりであり、ピッチャーになる以上はエースを目指したいところです。
その為には、試合を通じてしっかりス トライクが入り、基木的な投球術はもちろん、相手チームに余計な失点を与えないゲームマネージメント。そして、競った試合でも味方の援護をもらうまで我慢ができる精神力など、エースには心技体において高いレベルが求められます。
今回はこのエースの条件についてご紹介します。
コントロールとスピード
先発完投型のピッチャーがエースの理想で、ゲームの入りから終わりまで、しっかり投げ切る体力とピッチングの能力が求めらます。
その為に、四死球でゲームを壊さない制球力や、勝負所で バッターを打ち取ることができる強い球速のあるボールが必要になります。
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体力と正しいフオーム
ピッチャーが先発完投する場合、球数にする と100から130球をたったひとりで投げることになります。
これだけの長いイニングを投げ切るには体力はもちろんですが、安定したフォームでボールを常に投げれる能力が必要になります。
このように、正しいフォームの習得は、必要不可欠な要素になります。
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速いボールとキレのある変化球
ピンチでいざ頼りになるのは、持っているボールのスピードや強さと、それを生かす決め球にもなる変化球につきます。
この二つの柱があってこそバッターは、 迷ったり、ボールに差し込まれたりします。このスピードやキレが増していけば、空振りをとることも可能になり、得点を許さない絶対的なエースに成長することができます。
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練習量と強いメンタル
ピッチャーの投球には、メンタルも大きく影響しています。
このメンタルが悪く作用すれば、フォームが乱れストライクが入らなくなるケースがあります。
絶対絶命のピンチでは、自分が狙ったところに決め球を投けられるかどうかは、日頃の練習の成果とこのメンタルの強さにかかっています。