ペッパー(トスバッティング)の方法

ペッパー(トスバッティング)の方法

ペッパーは主に試合前・練習前に行う練習です。

総称してトスバッティングと呼ぶチームもありますが、トスを上げて打つ練習をトスバッティング。

ゴルフのようにティーアップしたボールを打つ練習をティーバッティングと言い、投手が投げ、打者が投手にワンバウンドで打球を正面に打ち返す練習がペッパーです。

このトスバッティングの練習を行うことの主な目的は、

・バットの芯で捉えることの意識付け
・タイミングを取る意識付け
・ダウンスイングでバットを振る事の意識付け

これらのバッティングの基本となる部分の意識をつけることが、このトスバッティングの練習の目的です。

引用:YouGoProBaseball より

ペッパーの方法

バッターと投げる側が7〜8m程度の距離をあけ、打球を正面にワンバウンドで打ち返す練習がペッパーです。

打者は投手が投げやすいようにグローブをベースの代わりに地面に置き、下半身の一部と上半身でタイミングを取り、バットの芯に当てて投手にボールを返せば良く、この為二人いればできてしまう練習です。
打者がうまく返せれば、カバーも不要です。

打つ側は身体を開くと、打ちやすくなりますが、実際に投手が投げるのを想定することが大切なので、普段通りの構えからバットを振りましょう。

はじめのうちは上手く投手の正面に打ち返すことはなかなかできないでしょうが、バットをふる際は、インサイドアウトを意識することがポイントです。

ペッパーは、1打者あたり7球前後が概ね適度な練習量です。

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練習時の意識

バットの芯で捉える

ペッパーは、ライナーやフライを打つ練習ではないので、きっちり投手にワンバウンドで打ち返します。

その時、バットの芯に当たらないと、打球は飛びにくい為芯で捉えることをつかむために、多少バットを短く持っても問題ありません。

タイミングを取る意識付け

打者だけではなく、投げる投手がタイミングを取りやすいように、ステップして投げるように連携して行うと非常に良い練習になります。

試合中でも、ステップしないピッチャーはいません。クイックでも多少のステップはあります。

このような場合でも打者が対応できるように、きっちりとステップして投げる事が大切になります。

この練習に余計な力は入れず、強い大きな打球は不要で、打者は軽く足でタイミングを取って、打ち返すと共に芯に当てるようにします。

そして投手は、ステップして打者の低めのストライクゾーン目掛けて、多少山形の球を投げます。

ダウンスイングでバットを振る

ダウンスイングの振り出しは、水平に軌道を描くレベルスイングと同じですが、ボールを打つ際に上から若干下にボールを叩くような軌道になります。

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