村上 宗隆選手はヤクルトスワローズの背番号55の選手で、スイングスピードの速さと桁外れの飛距離が特徴的な球界を代表する選手です。
10代での最多記録を更新した36本塁打、96打点の成績を残すなど、これからの活躍を嘱望され、2020年も打率.307、安打数130はともにリーグ5位を記録し、活躍を続けています。

今回は、村上 宗隆選手のバッティングフォームについてご紹介します。
村上 宗隆選手の略歴
村上 宗隆選手は、高校時代の九州学院高では1年春から「四番・一塁」で同夏の甲子園出場に貢献し、秋以降は三番・捕手で、2年秋から主将に任命。
そして迎えた3年夏の県大会では決勝で秀岳館高校に敗れるも、2017年にドラフト会議でヤクルトスワローズの1位指名を受け入団しました。
2年目の2019年には、全143試合に出場してセ・リーグ3位の36本塁打をマークし、新人王に選ばれ、翌年の2020年も全120試合に出場し、規定打席到達者中最高出塁率.427に加え得点圏打率.3518、本塁打28本を記録するなど活躍しました。

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村上 宗隆選手のバッティングフォーム
村上 宗隆選手は、左足の軸足に体重を残した状態からスイングを行う下半身主導のフォームながら、左肘だけでなく、右肘もうまくたたみながら逆方向への長打力も可能なバッティングが持ち味のフォームです。
この左足を捻りながら生み出したパワーを中心としたフォームで、強い打球を生み出し、なかなか他の打者にはできない動きで日本代表を背負う打者としても成長を続けています。
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スタンス
スタンスは、軸足になる左足の股関節の内側に、重心を大きく残した状態で構えます。

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バックスイング
軸足になる左足へ体重を残した状態で、徐々に右足を上げながらボールを呼び込む体を作り、バックスイングを行います。


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ステップ
足を上げた状態から、右足を着地して行きながら下半身主導の打ち方で、上半身はそれについていきながら、体の右側に壁を作った状態で右肩が開くのも押さえながらステップしていきます。


アプローチ
アプローチでは左肘だけでなく、右肘もうまくたたんだ状態でバットをインサイドから出し、インパクトに向けてレベルスイングの軌道を描きます。
そしてインパクト直前には、理想的と言われる両肩とバットを握る手が三角形になり、そこからインパクトを迎えていきます。


インパクト
両腕での押し込みに加え左手の返しでボールに強い力でインパクトを迎え、両肘が伸びきった状態でバットから打球にしっかりと力を伝えていきます。

フォロースルー
フォロスルーは、バットが再び頭の後ろに戻るような軌道を描きます。

