ピッチャーズプレートの立ち位置と基本

ピッチャーズプレートの立ち位置と基本

マウンド上の白い板「ピッチャーズプレート」は、プレートと略して呼ばれることが多くあります。

ピッチャーはルール上、プレートを踏んで投げなければなリマせんが、その際中央を踏む必要はありません。軸足の側面を沿わせる形で踏むと良く、その際ポイントになるのは、ブレートを踏む位置です。

ピッチャーズプレートとボール

両端のどちらかギリギリのところで踏むことがセオリーで、右利きなら三塁側、左利きなら一塁側に寄るピッチャーが多く見られます。

これには投球に角度をつける目的があります。

また、踏む位置を一定にしなければならないルールはありませんが、極端に言えば投球毎に位置を変えても良いですが、コントロールが乱れるなどデメリットもあるので、ある程度コントロールが身についたところで試すようにしましょう。

今回は、このピッチャーズプレートの立ち位置とその基本についてご紹介します。

プレートには軸足の側面で触れる

「プレートを踏む」というものの、実際に上から足を乗せるピッチャーはいません。

足が触れてさえいればOKなので、セットに入った際に、プレートのキャッチャー側に軸足の側面を沿わせるように足を置きます。

引用:muh0222 より

これにより、ほとんど地面に接地した状態で投げることができます。

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一塁側か三塁側のギリギリまで寄る

右ピッチャーならば、三塁側ギリギリの位置に足を置くのがセオリーです。

三塁側に立つピッチャー
引用:高校野球ドットコム より

これにより右バッターに対して、アウトコースならば角度をつけて、インコースならえぐるような軌道で投げることができ、バッターから逃げるように角度のついたスライダーや、カーブ系のボールも有効に使えるようになります。

左ピッチャーならば、同様の理由で一塁側ギリギリに寄ります。

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立ち位置を変えてバッターを惑わす

立ち位置を変えてバッターを惑わすプレートの幅は約61cm。

その中で立ち位置を変化させると、ボールの軌道に違いが生まれ、バッターを翻弄することができます。

右対右ではあえて一塁側に寄って、大さく横に曲がるスライダーを投げるなど、左右をうまく活用できればピッチングの幅がさらに広がります。

一塁側に立つピッチャー
引用:高校野球ドットコム より

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立ち位置を変えるリスク

常に同じ感覚で投げることが、質が高い投球を続ける重要なボイントとなりますが、立ち位置を変えると、着地の位置も変わり踏み込んでいた土の掘れ具合に、感覚の相違が生まれてしまいます。

立ち位置の変更は、感覚のリスクも頭に入れて行うようにしましょう。

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