草野球でのヒットの打ち方と三振をしないコツ

草野球でのヒットの打ち方と三振をしないコツ

バッターなら「ヒットを打ちたい」とは誰でも思いますが、ヒットを打つのはなかなか大変で、草野球でも、5割を打つのは並大抵のことではなく、プロ野球と同様、3割打てば「いいバッター」といわれます。

内角低めのボールを打つバッター

今回は、草野球でのヒットの打ち方と三振をしないコツについてご紹介します。

ヒットを打つ3つの基本

ピッチャーの手に集中

ボールをよく見る、ということからバッティングは始まりますが、ピッチャーの手から離れたボールを見て始動を開始するのでは遅く、ピッチャーが投げるときからボールを見ることが重要です。

ですが、ピッチャーのフォームを見ていたのではタイミングを狂わされて、前に突っこんだり、さしこまれたりする為、ピッチャーのボールを持っている手のみに神経を集中するようにしましょう。

センター返しを心がける

バッティングの基本中の基本となるセンター返しを意識することで、自然とミートするようになります。

センター返しについての方法や打ち方についてを改めて学んでおきましょう。

ミートポイントを前に置く

ミートポイントをピッチャー寄りの前に置くことによって、もっともスイングで力の入ったところで、バットとボールが当たることになり、自ずと力強い打球でヒット性の当たりも多くなります。

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速球と変化球の打ち方

速球と変化球を、それぞれタイミングを合わせてきちんと打つということは案外難しいことです。

草野球レベルでは、時速110km/hを超えれば速く感じるボールで、曲がりの小さいションベンカーブと言われる変化球でも、歴とした変化球です。

速球を打つ場合、ボールに振り遅れないことが重要で、そのための工夫として、軽めのバットを使い、バットを一握り短めに握り、ボールにバットを合わせるだけでなく、脇を締め思いきり振りぬきます。

変化球を打つ場合、「変化球は苦手」という意識を持たずに、カーブやスライダー、シュートは曲がるから打ちにくい、といった「先入観」を持たないことも重要です。

むしろ、速球に比べて変化球は遅い為、その分、ボールをよく見て打てば打てると、自分に言い聞かせることが大事です。

変化球の打ち方は、十分に引きつけて、センター返しするようなつもりでジャストミートしていき、「変化球は遅いから、あわてて打つことはない」といった、気持ちの余裕を持って打つようにします。

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高め・低め・内角・外角の打ち方

高め・低め・内角・外角のそれぞれのコースでは、打つミートポイントが違い、高めと内角のボールはピッチャー寄りのポイントで打ち、低めと外角のボールはキャッチャー寄りのポイントで打知ます。

高めのストライクは、グリップの位置を下げ、バットのヘッドをグリップの位置を高くした状態で、ボールを上からひっぱたき、内角にストライクのボールがきたら、バットをボールにぶつけていくようなイメージで、腰を鋭く回転させます。

この時に、フォロースルーを考える必要はありません。

低めのストライクは、右バッターの場合、右腰をボールにぶつけるようなつもりで、バットをを一直線に振りおろす感覚でバットを出していき、外角のボールはホームプレートまでボールを引きつけ、十分に呼びこんでから、右バッターの場合、左足を踏みこんで、真ん中のボールと同じようなスイングをします。

この時も、パットのヘッドをボールにぶつけるだけだと、ファウルになってしまうこともある為、フォロースルーは意識することはありませんが、バットはしっかりと振りきりましょう。

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流し打ちで打つ

右バッターが右方向へ流し打ちをする場面では、主にランナーを進めたり、スライダーやカーブを投げるピッチャーを攻略するために用いられます。

右方向に打つためには、脇を締めて、バットのヘッドを遅れ気味に出してミートするのが基本になり、ボールが内角寄りにきても、踏み出す足の膝はしっかりと閉じ、親指の付け根から着地しなければなりません。

また、腰の回転もあまり使わず、左腰をボールにぶつけていくくらいの気持ちでスイングしたほうが良く、キャッチャー寄りの足のかかとは、ふつうのスイングのときよりも上がらないことになります。

もう一つの打ち方としては、投球と同時にバッターがキャッチャー寄りの足を後方に引き、ライト方向にピッチャー寄りの足を踏み出して打つ方法もあります。

流し打ちのどちらの方法ともマスターすれば、確実に打率アップにつながり、なによりもチームの戦い方の幅を広げることになり、勝利にも貢献できます。

練習だけでなく、バッティングセンターでも流し打ちの練習をしてみましょう。

バッティングセンター

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三振にならない打ち方

三振をしない為には、前提としてバッターボックスに入る前に肩の力をぬいてリラックスし、バットをひと握り短く持った状態で、楽に構えます。

バッターボックス に入り構えができた状態からアゴを引いてピッチャーを見て、最後にストライクを積極的に打っていくと当たり前に近い流れになりますが、もしも、ツーストライクに追いこまれてしまったときには、ストライクかボールかのきわどいコースの投球に対してはファウルで粘ります。

「ナイス・カット」といわれる打ち方で、コースにさからわず、内角球は引っ張り、外角球はボールにバットをぶつけるだけにします。

特に、外角へのボールの場合、右バッターなら左手だけで、左バッターなら右手だけでスイングするつもりでバットを出し、このときにてのひらとバットの間に少し隙間をつくっておくことで、その分、ボールにバットが押し戻され、ファウルになりやすくなります。

インパクトの瞬間に、バットのヘッドを手首よりも後に残しておくのもファウル打ちのカギとなります。

バットと金属バット

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