田村龍弘選手のキャッチングとフレーミング

田村龍弘選手のキャッチングとフレーミング

キャッチャーとして長年に渡り千葉ロッテマリーンズの中心を担ってきた里崎選手が2014年に引退し、その後の正捕手の座は空白の状態でしたが、2017年に里崎選手が現役時代に着けていた背番号「22」を受け継ぎ、田村龍弘選手は正捕手としての地位を着々と固めています。

田村龍弘選手のイニング前

今回は、田村龍弘選手のキャッチングについてご紹介します。

田村龍弘選手

田村龍弘選手は、2012年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから3位指名を受け入団しました。

一年目は高卒の新人捕手ながら、一軍の公式戦7試合に出場し、打撃面では2本の安打を放ったほか、プロ初打点を記録しました。

2015年には、開幕正捕手の座に指名され捕手として117試合に出場し自慢の強肩でチームを引っ張り、盗塁阻止率は12球団トップの.429を記録し、キャッチングはもちろん、捕ってからの送球への速さには定評があり、さらなる活躍が期待されている選手です。

田村龍弘選手のキャッチャーの構え

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アウトコースとインコースのキャッチング

アウトコースのボールのキャッチングは、ミットが流れないよう左肘が下がらないようにして捕球することが基本です。 

アウトコースの左肘が下がった状態だとアウトコースにボールが来た際にミットが外側に流されます。

インコースの田村龍弘選手のキャッチングは、左肘が下がらないよう肘を上げた状態でミットの先を外から内へ出すようにしてインコースのボールを捕球しています。

また、捕球時に上体の揺らぎや動いていますことがなく安定したキャッチングです。

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高めのボールのキャッチング

高めのボールは、上から下に抑えつけるようにボールよりも⾼い位置から捕球し、⼿⾸を球威に負けないように若干柔らかくしつつ、緩やかに下げてキャッチングをします。

高めのボールが左右に外れた場合に田村龍弘選手の捕球は、ミットの⾓度を45度程度の角度をつけて捕ることで、外から内へのミットの動きを加えてキャッチングをしています。

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低めのボールのキャッチング

低めのボールのキャッチングは、捕球時に手首を使ってミットを上げるイメージでボールを捕ります。

その意識を持ちながら、ミットが捕球時に縦にならないよう、そして上体もボールに突っ込まないようにします。

また、ミットを上げようとして腕ごとミットを上げることがないようにキャッチングをします。

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田村龍弘選手のキャッチャーミット

田村龍弘選手のミズノのキャッチャーミット

ミズノのキャッチャーミットで、サイズも小さめで、中央にやや浅めのポケットが設定できるコンパクトタイプのミットを使用しています。


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