試合・練習前に行いたい10のウォーミングアップ

体を動かす前は、筋肉自体の温度が低く、柔軟性に欠けます。

その状態でいきなりスポーツを始めると、思わぬケガをしたり、障害が起きます。

その予防の為、またより効果的にスポーツをするために、ストレッチングを行うことが必要になり、スポーツ後、筋肉を普通の状態に徐々に戻すためにも、必ず行いたいところです。

今回は、試合や、練習前に行いたい10のウォーミングアップのについてご紹介します。

いずれのストレッチのポイントは、ゆっくり伸ばしていき、伸びた姿勢を20秒前後保つことも併せて覚えておきましょう。

上半身のストレッチ

指を組み、手のひらを交差させて外側へ向け、胸の前、頭の上でゆっくり伸ばします。

その状態から両足は揃え、まっすぐ上に伸ばしたまま左右に上体を倒しましょう。

首のストレッチ

両手で頭を抱え、前、斜め前に倒して止めます。

動かす際は、ゆっくりと首を右回し、左回しで回転させましょう。

肩と腕のストレッチング

頭の後ろで肘をつかみ、引き上げたところで止めます。

背筋を伸ばしてゆっくりと行いましょう。

肩と背中のストレッチング

手首をつかみ、体をひねって止めます。

このとき顔は正面を向き、かかとは地面についているように行いましょう。

肩と腕のストレッチ

お尻のあたりで手を組んで、そこからゆっくりと引き上げて止めます。

アゴを引き、胸を張って行いましょう。

太もも裏のストレッチ

両足首を両手でつかみ、体を倒すときはゆっくりと行います。

また、膝は曲げずに片方のつま先を手で持ち、この時も膝が曲がらないようにしましょう。

アキレス腱のストレッチ

腰をゆっくり前に出してアキレス腱を伸ばします。

この時、かかとは地面についたままさらに腰を落とし、かかとを上げてアキレス腱をよく伸ばします。

膝のストレッチ

膝に手を添えて、ゆっくり膝をまわして左回り、右回りの両方行います。

太もも表のストレッチ

手で反対側の足を持ち、ゆっくりと引き上げながら太ももの表側をよく伸ばしましょう。

ランニング

最後に軽いランニングをした後、全力で30mダッシュと、5mダッシュでウォーミングアップを仕上げましょう。