初心者が多い草野球チームでのキャッチャーの適正と役割

草野球のキャッチャーは、よく言われるように扇の要で、守備のメンバーへの指示出しや、チームの方針をチームメイトに伝えたりと、グラウンドにおける監督としての役割を担います。

今回は、初心者が多い草野球チームでのキャッチャーの適正と役割についてご紹介します。

キャッチャーの適正の5つの特徴

ピッチャーと、キャッチャーの意気が合い、しっかりしているチームは比較的良いチームであることが多く、野球の未経験者などで、初心者と言われるメンバーが多いチームの中では、よりマッチするようなメンバーにキャッチャーをやってもらうことで、試合も成立しやすくなります。

ここでは、キャッチャーの適正のタイプについて主な特徴を5つご紹介します。

野球経験者

キャッチャーは、他のポジションと異なり、野球の知識を求められることが多く、学生時代や、草野球で野球をやってきた経験がある人は、野球初心者の多いチームではキャッチャーの第一候補です。

野球経験者であれば、キャッチャーをやったことのない人でも捕手の練習を重ねることで、比較的早く試合に臨める体制が作れるのも適正のポイントになります。

肩の強い人

キャッチャーの特徴といえば、盗塁したランナーを刺す送球が挙げられるように、当然肩が強いこともキャッチャーをやる上で、重要な要素になり、ピッチャーを大いに助けることもできます。

野球の知識がある人

キャッチャーは、フィールドでの監督とも言われます。

ランナーの位置や状況を確認して、相手がバントやヒットエンドランなどの攻撃をしてくるのかを考え、メンバーに指示を出す必要があります。

また、バッターの打球に対して野手にどこに投げるかを素早く指示する必要もあり、何より、投手がどこに投げるか、相手バッターがどこが苦手なのかを考え、
リードするという重要な仕事があります。

その為、野球の知識がある人が望ましいポジションです。

度胸がある人

キャッチャーは、投手の投げたワンバウンドのボールを体で止めたり、ファールチップでプロテクターをしていない部分にボールが当たる可能性があります。

その時に避けてしまったり、消極的になってしまうことで、プレーの幅が小さくなってしまいます。

また、チームが劣勢の時や、チーム全体が消極的になってしまった場合、冷静に大局観を読み、みんなを鼓舞することも必要です。

キャッチャーは、人よりも度胸のある人が求められるポジションです。

体の大きい人

ピッチャーの中には、投球の際に的が大きければ大きいほど投げやすくなるというタイプのピッチャーがおり、キャッチャーの身体が大きいと、このようなピッチャーの手助けになります。

また、投手のワンバウンドのボールを止めるブロッキングをする時にも、この大きな身体は有利に働きます。

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キャッチャーの重要性とチームの取り組み

しっかりと練習を積んだバッテリーをチームに据えることが、良いチームの基礎になりつつも、キャッチャーのタイプは実に様々です。

時折、メンバーがキャッチャーのポジションを経験することで、全体を俯瞰で見ることができ、野球観も広がるので、練習試合など積極的にキャッチャーをやれるチャンスがあれば、メンバーで相談しながらやってみましょう。

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