攻撃側と、守備側毎にメインで使用する用語が異なるのが野球用語の特徴です。
より野球を楽しむ上で知っておきたい野球用語について解説します。
ア行の野球用語
アウト
●攻撃側はアウト数3つになるまで攻撃できます。守備側は打者か走者を刺殺してアウト数を増やしていきます。アウトになった選手は次の打席がくるまで攻撃プレーができません。
アウトコース
●バッターの外側(遠い位置)に投げられた球。
アウトロー
●外角低めのコース。
アッパースイング
●下から上にすくい上げるようにして打つバットスイング。
天晴(あっぱれ)
●野球Youtuberトクサンや、ライパチなど草野球で有名な選手が所属している草野球のチーム。
アピール・アピールアウト
●走者の塁の踏み忘れなどは、守備側が審判にアピールしないとアウトになりません。犠飛の場合のタッチアップからの離塁が早すぎた場合も守者が塁にタッチしてアピールしてはじめてタッチになります。次のプレーにはいったら、もうアピールは認められません。
安打(ヒット)
●打者の打ったフェアの打球を、野手がとれず、とっても送球が当然まに合わず、打者が1塁かそれ以上の塁に進めた打撃。
安全進塁
●守備チームの反則などによって、走者がアウトの心配なく塁に進める権利のこと。ボーク、走塁防害、送球がスタンドに入ったときなど。
アンダースロー
●地上すれすれの高さでポールをリリースする投法。いわゆる下手投げ。
アンパイヤ
●審判員のこと。主審(球審)をチーフアンパイヤといい、塁審をフィールドアンパイヤという。
一部・二部・三部
●各リーグのレベルに準じたレイヤーのこと。各自治体やリーグによってこの数は異なるが、概ねこの呼び方で一部が最も上級のレベルの呼称。
イニング
●両チームが攻撃と守備を一度ずつ行なう一区切りの回数。
イリーガルバッテッドボール
●バッターが犯した反則打球のこと。
①バッターが、片足または両足をバッターボックスの外に出した体勢で放った打球。
②規則に違反したバットを使っての打球。
イリーガルピッチ
●ピッチャーが犯した反則投球のこと。
①ピッチャーズプレートに触れずに投球した場合
②バッターが構えていないのに投球した場合
③ワインドアップやセットボジションの規定に反して投球した場合。
イレギュラーバウンド
●石ころなどの障障害物に当たってボールが不規則な方向にはねること。
インコース
●バッターの内側(近い位置)に投げられた球。
インターフェア
●守備妨害のこと。ちなみに走塁妨害はオブストラクションと言う。
インフィールドフライ
●ノーアウトまたは1アウトの場面で、ランナーがー二塁または満塁のときに、内野手がふつうに処理すれば簡単に捕球できる内野フライのこと。フライが上がった直後、審判がインフィールドラライを宣告すれば、内野手がボールを落としてもバッターはアウトになる。
インロー
●内角低めの投球コース。内角高めはインハイという。
ウエストボール
●盗塁やランエンドヒット、スクイズなどを防ぐために、ピッチャーが故意にストライクゾーンを外して投げる球。
ウェイティングサークル
●次打者が打撃を待つ円形のサークル、直径1.52m、ダイヤモンドの中心線から11.27m離れたところに、左右1つずつつくります。
ウォーミングアップ
●投手の準備投球のことで、一般的には体を動かして筋肉を暖めること。試合中の準備投球は1分以内で、8球と決められています。草野球では、初回7球、イニング間は3球のケースが多い。
NMA(エヌエムエー)
●ネオ・モンキー・アッシュというこのチーム名のアルファベットの頭文字を取った略称だが、このアルファベット表記が正式名称の草野球チーム。主に八王子で活動している。
エバース
●バントの構えをし、投球が目前にきたときはすばやくバントをひくこと。
Evols(エボルス)
●八王子や、多摩市を中心に多摩地区で活動している草野球チーム。チーム名はEvolutionからきている。
オーダー
●主に打線のこと。バッティングオーダーともいいます。
オーバースロー
●ボールを上から投げる方法。
オーバーラン
●走者が勢いにあまって塁を通り越してしまった状態をいいます。
オブストラクション
●走塁妨害のこと。ボールを持っていない(または捕球行為をしていない)プレーヤーがランナーの走塁を妨げる行為。
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カ行の野球用語
カットオフプレー
●中継地点にいる野手が送球を受け(=カット)、ランナーの進塁を防ぐプレー。カットオフのときに捕球する野手をカットマンという。
犠牲バント
●バッターがアウトになって、ランナーの進塁を助けるバント。
犠牲フライ
●バッターがアウトになって、ランナーの進塁を助けるフライ。犠飛ともいう。
クーニン
●草野球Youtuberの草分け的存在。クーニンズは同氏の草野球チーム。
クイックモーション
●進塁を防ぐために、足を高く上げずにすばやく行なうビッチャーの投球動作。
草野球公園3番地
●草野球のメンバー募集や、試合の対戦相手を探せる掲示板サイト。略して3番地と言ったりもする。
グリップ
●バットを握る部分。バットの下端は、グリップエンドという。
クロスオーバーステップ
●すばやくスタートするための野手やランナーの足運び。右側に走り出すときは左足から、左側に走り出すときは右側から始動し、次に反対側の足を前で交差させる。
牽制球
●塁から離れて、進塁を狙う走者を投手、または捕手が隙を見て、その塁に送球して刺殺すること。走者へのタッチが必要です。
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サ行の野球用語
サイン
●チーム内で打ち合わせた合図
サイドスロー
●ボールを横から投げる方法。
3タコ
●「タコ」とは凡退を意味し、タコが積み重なることを3タコと言います。
残塁
●攻撃が終わって塁上に残った走者
シートノック
●野手がそれぞれの守備位置についた状態で行なう、ノックによる守備の練習。
シートバッティング
●野手がそれぞれの守備位置についた状態で行なう、バッティングの練習。
GBN(ジービーエヌ)
●草野球のメジャー全国大会。決勝は東京ドームで実施されたりする。
スイッチヒッター
●左右の打席で打つことができるバッター。
スカイツリーグ
●正式名称は東京スカイツリーグと言う、東京の初級限定の草野球施設リーグ。
スクイズ
●三塁走者がスタートを切った直後に、打者がバントを決めて得点を奪おうとする作戦。
スコアリングポジション
●シングルヒットやエラーによって得点を奪える状況に、ランナーが進んでいること。つまり、二塁や三塁にランナーがいること。
スナップスロー
●腕をほとんど振らずに、手首の返しだけを使ってすばやくボールを放つ投法。
スマイルベースボールリーグ
●八王子で約20チームが参加して行う草野球の私設リーグ。
スリーバント
●ツーストライクに追い込まれてから行なうバント。この場合、たとえファールになっても打者はアウトを宣告される。
セーフティーバント
●自分が出塁するために行なうバント。
セットポジション
●投球前にグラブを一度体の前で静止させるピッチャーの投球動作。けん制球を投げたり、走者の動きを封じ込めるなどの効果がある。
前進守備
●捕球後すぐにホームに返球しやすいように、内野手や外野手がふつうの守備位置よりも前に出て構える守備陣形。
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タ行の野球用語
体験
●草野球チームの練習や試合に、そのチームへの加入検討を条件に参加すること。
ダウンスイング
●バットを構えた位置からボールまで、最短距離の軌道を描くバットスイング。
打撃妨書
●守備側のプレーヤーがバッティングを妨害する反則行為。審判員に打撃妨害を宣告されると、打者は一塁に進塁できる。
タッチアップ
●ツーストライクをキャッチしたと同時に、ランチーがベースをれて次の機に選むこと。
種田
●バッティングセンターに行くと、真似してやりたくなる特徴的なバッティングフォームを持った元プロ野球選手。
ダブルスチール
●2人のランナーが同時に盗塁すること。
ダブルプレー
●ひとつのプレーのなかで、連続して2つのアウトをとること。
チェンジ
●攻撃と守備が入れ替わること。
ディレイドスチール
●投球動作の開始からキャッチャーミットにボールが収まる間ではなく、それ以外のすきをついて行なう盗塁。
テキサスヒット
●ふらふらっと上がった打球がフェアゾーンに落ちるポテンヒットのこと。
東京バンバータ
●2008年設立の草野球チームで、天皇賜杯など草野球の大会の常連チーム。このチームのキャッチャー防具がヤフオクに出品され、高値がついているのをしばしば見かける。
トクサン
●野球Youtuberのクーニンと人気を二分する野球系Youtuber。
トス
●比較的近くにいる相手に対して、ボールを下から軽く投げて渡すこと。
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ナ行の野球用語
軟式球
●中が空洞になっているゴム製の野球用のボールで特徴的なのはハートマークのような窪み。小学生以下のJ球と、中学生以上のM球がある。硬式のボールに比べると軽く、跳ねるのが特徴。
ハ行の野球用語
ハーフウェイ
●塁間の中間あたりのこと
パスボール
●捕球できるはずの投球を、キャッチャーが捕球に失敗し、その結果ランナーの進塁を許してしまうこと。
バックアップ
●守備しているやすいの後ろに他の野手がまわり、ミスをした場合、球を早く処理する態勢。
バッテ
●バッティンググローブの略語。
ピッチドアウト
●ランナーの進塁を防ぐために、ピッチャーがあえてストライクゾーンよりも高めの球を投げ、キャッチャーが捕球と送球をしやすいようにすること。
ヒットエンドラン
●ランナーの進塁を第一の目的にした戦術。バットにボールが当たったと同時に、ランナーは走り出す。このサインが出たら、打者は最低でもバットにポールを当てなければならない。
ビヨンド
●ミズノの打球部の柔らかい軟式野球用バット。軟式野球界に革命をもたらし、一時使用禁止も出たほど。野球チーム内に1本は必ずと言っていいほどある。
ファンブル
●野手が打球をつかみ損ねること。
フィルダースチョイス
●野手が送球の判断をあやまり、その結果アウトを取れずに余計な進塁を許してしまうこと。
フォースアウト
●塁上のランナーにタッチしなくても、ベースに触れるだけで奪えるアウトのこと。
フルカウント
●ツーストライクスリーボールの場面。
ボーク
●ピッチャーの反則行為。審判員にボークを宣告されると、塁上のランナーは次塁に進むことがでさる。ランナーがいないときに反則投球を犯した場合は、その投球によってバッターがヒットなどで出塁しない限りは「ボール」になる。
ホームスチール
●三塁ランナーのホームへの盗塁。
マ行の野球用語
マウンド
●ピッチャーが投球を行なう、やや盛り上がっている場所。
ミートポイント
●バットの芯で投球をとらえる点。
ミズプロ
●ミズノの最高級の用具のミズノプロの略語。
ラ行の野球用語
ライナー
●フライのうち、一直線に飛んだ低い打球のこと。ライナーはインフィールドフライの適用を受けない。
ライパチ
●元来は、ポジションがライトで、打順が八番の選手のことを指したが、今はその意味ではなく野球Youtuberトクサンと一緒に出ている選手。
ランエンドヒット
●ランナーは投球と同時に走り出し、打者はランナーが進塁しやすそうな方向にボールを打つ戦術。
ランダウンプレー
●塁間にランナーをはさんでアウトにすること。挟殺とも言う。
リーディングヒッター
●定められた打席数に到達した選手の中で最も打率の高い選手のこと。
リリースポイント
●投球や送球のときに、ボールから手が離れる位置。
レベルスイング
●バットの軌道が地面と水平になるようなスイング。
ワ行の野球用語
ワイルドピッチ
●キャッチャーが捕球できないコースに、ピッチャーが投球すること。
ワインドアップ
●投手の投球法の1つ。軸足をプレートにつけ、両腕を大きく振りかぶって投げる投法です。